居酒屋「炎」で熱い語らい
昨日、5名で新採用当時の同期会が開催されました。
59歳の最年少のI君が幹事をやってくれて、数年ぶりの
再会でした。辛うじて現役であるI君とN君、再就職組のA君と私、そして
定年後働かないで気ままに「自分探しの旅」をしている独身のS君。
皆さん一様に元気で笑顔で宴は始まりました。
話題の切り口は、S君の「四国お遍路の旅」からでした。
白装束で四国八十八箇所を制覇
「お遍路」とは、そもそも弘法大師の足跡をたどり、八十八箇所の
霊場を巡礼することですが、目的も巡り方も人それぞれだそうですが、
多くは健康祈願、自分探しや開運・縁結びなどのようです。
S君は2回に分けて徒歩で走破したそうですが、山坂も多く靴の選択が
大事だそうです。また、ファッショナブルな服装で挑戦する若い女性
「お遍路ガール」も多かったそうで、苦しい修行?の中でも
楽しみは結構あったようです。
私もいつか自転車で「お遍路」に調整してみたいと感じました。
キャンピングカーで全国を巡る旅
引き続きS君が話題を続けました。
お遍路を終了後、300万円でキャンピングカーを購入して、
全国をのんびり旅する計画を話し始めました。
車のベースはハイエースでベッドは1台にして、
キッチンなど一般的な装備は全部備わっており、快適だそうです。
泊まる場所は、道の駅の駐車場が最適でトイレや施設によっては
温泉も完備され、ホテル代もかからなくて全国どこでも行けると
有頂天状態でした。
昔読んだ村上龍さんの「55歳からのハローライフ」という本の中で、
子供がみんな巣立って夫婦二人きりになり、
定年後の生活を思い描いていく中で、妻を驚かせようと思い、
秘密裏に夫婦二人でキャンピングカーでの全国を旅する計画を立て、
キャンピングカーの購入を進め、いざ定年になった後に妻に話したところ、
キャンピングカーでの旅は行かないとの宣告を受け、
途方に暮れた初老の男性を思い出しました。
S君は独り者なので、自分で決めて自分でやれるので何も問題はないですが、
大きな岐路に立つときは、パートナーとの意思の疎通を
十分にしておく必要がありますよね。
その後も熱い話が続く
元職場の同僚の訃報や病気の話に始まり、健康やお金、
愚痴や悪口など他愛もない話が続き、夜は更けていきました。
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