
ch225世界の株価リアルタイムチャート(4/13)
米英仏によるシリア攻撃で中東情勢が不透明感を増したことを受け、金融市場では円高・原油高に対する警戒感が高まってきている。
為替市場ではリスク回避の円買いが進めば、既に3年4ヶ月ぶりに高値にある原油高とで企業業績の重荷になることは避けられない。短期間で収束すれば影響は限定的との見方もあります。
17〜18日の日米首脳会談を前に安倍首相も相当気まずいでしょうし、「森・加計」などの国内問題が全く落ち着かない状況では当事者意識も萎むでしょうから、日本にとって意味のある会談になるのでしょうか。森友、加計、防衛省の日報隠蔽問題により、政局になれば、金融市場にも悪影響が出るのは必至ではないでしょうか。
トランプ大統領は、先週にTPP復帰の検討を指示したが、これも米中の通商摩擦の駆け引きに使われる恐れがある中で、日米関係と日中関係と日本が重要な位置にいるとの見方もあります。
NYマーケットの金曜日の株価終値は、銀行株が足を引っ張りそろって反落しました。ダウは122ドル安の24,360ドル。ナスダックは33ポイント下落して7,106。S&P500は7ポウントマイナスで2,656でした。
1 世界の株価
・NYダウ:24,360.14 -122.91 (▼0.50%)
・ナスダック:7,106.65 -33.59(▼0.47%)
・S&P500 : 2,656.30 -7.69(▼0.29%)
2 為替、金利、商品
・ドル/円:107.44-47
・ユーロ/円:132.42-46
・ユーロ/ドル:1.2332-36
・米国10年国債:2.8290(-0.18%)
・WTI原油:67.33(+0.39%)
・金先物:1,345.40(-0.19%)
3 先読みAI先週の予測結果
・日経平均 上昇 ⇒ 〇
・東証マザーズ指数 下落 ⇒ 〇
・ドル/円 下落 ⇒ ×
・WTI原油先物価格 上昇 ⇒ 〇
4 先読みAIの今週の予想
・ 日経平均は上昇
予想レンジは、21,425.90円~22,255.30円
日米首脳会談が穏健に終了した場合に22,000台回復が期待される。
・ 東証マザーズ指数は下落
予想レンジは、1,099.76~1,189.37
・ ドル/円は上昇
予想レンジは、106.91円から110.39円
・ WTI原油先物は上昇
予想レンジは、64ドル55セント~69ドル81セント
・ 今週の注目セクター
電気機器、銀行業、情報通信、建設業、化学
5 日経平均きょうの見通し
《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 21,765
・大阪/日経先物:21,770
《AIの予想》
4/13(金)の日経平均終値は、21,778.74円(+118.46)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは小雨で下落して始まりそうです。日中の予想レンジは、21,644円から21,841円とのこと。
主要な内外指標のうち、4/13のニューヨーク市場ではダウ平均は下落。S&P500指数は小幅下落しました。いずれも日経平均にネガティブに働きそうです。
6 注目ポイント
◆ドル/円のきょうの見通しについてJPモルガン・チェース銀行の佐々木氏によると、予想レンジは107.00円~108.00円とみており、米国の株価や米国小売売上高に注目しており、4月に入って日米利回り差(10年債)とドル円が連動し始めたとの見方を示した。
◆今日の日本株の見通しについては、インベストラストの福永氏によると、予想レンジは、21,550円から21,900円と広めのレンジを予想していた。また、今後の株価について米国の製造業景気指数(ISM)に注目しており、フィラデルフィア連銀とNY連銀はISMの先行指標となっており、これらが下落する予想をしていた。
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