NYマーケットは、週明けダウは朝から堅調な推移をしており、上げ幅は一時300ドルを超えました。シリア情勢の緊張は和らいだとの見方が大勢のようです。
株価の終値はそろって反発しダウは212ドル高24,573ドル。ナスダックは49ポイント上昇の7,156。S&P500は21ポイントのプラス2,677でした。
セクター別騰落率では幅広く買いが入り、11セクターすべて上昇しました。
本日17日から日米首脳会談が始まりますが、安部総理としては米朝首脳会談で短距離ミサイルの脅威をなくし、さらには拉致問題を取り上げてもらうことを望んでいますが、ポンペオ次期国務長官は「米朝会談の目的はアメリカを核兵器のリスクから遠ざけること」としている。
日米間には通商問題という難題があり、安部総理は譲歩を求められる可能性があると指摘されており、貿易と北朝鮮をめぐるスタンスの違いは両者の関係を試すものになると報道されています。
1 世界の株価
・NYダウ:24,573.04 +212.90 (▲0.87%)
・ナスダック:7,156.28 +49.63(▲0.70%)
・S&P500 : 2,677.84 +21.54(▲0.81%)
・イギリスFTSE:7,198.20 -66.36(▼0.91%)
・ドイツDAX:12391.41 -50.99(▼0.41%)
・フランスCAC:5,312.96 -2.06(▼0.04%)
2 為替、金利、商品
・ドル/円:107.10-13
・ユーロ/円:132.59-64
・ユーロ/ドル:1.2378-81
・米国10年国債:2.828(0.000)
・米国2年国債:2.381(+0.012)
・NY原油:66.22(-1.17)
・NY金:1,350.7(+2.8)
・CRB指数:199.54(-0.15)
3 日経平均きょうの見通し
《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 21,810円
・大阪/日経先物:21,810円
《AIの予想》
前日の日経平均終値は、21,835.53円(+56.79)でした。「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは薄晴れ上昇して始まりそうです。日中の予想レンジは、21,742円から21,939円とのことです。
主要な内外指標のうち、4/16のニューヨーク市場ではダウ平均、S&P500指数も上昇しました。このところ日経平均との相関が高まっているドル円は円高ドル安が進行し、日経平均にはネガティブとのことです。
4 注目ポイント
◆きょうのドル/円の見通しについて、三菱UFJ信託銀行の小林氏によれば、予想レンジは106.40円~107.60円としています。注目ポイントとして「リスクテイクの兆し」ということで、4月の主要通貨騰落率(対ドル)では円とスイスフランが売られる展開になっていること、米国ハイイールド社債が買い戻しされていることをあげていました。
◆また、きょうの日本株の見通しについて、野村証券の松浦氏によると、予想レンジは、21,800円から22,000円とし、注目ポイントは「海外投資家」と「自社株買い」で、外国投資家の売りが一巡してきており、また自社株買いにも一定の期待がされるとしています。
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