日米首脳会談はアメリカメディアの扱いは小さい印象だったとのことでありました。NYマーケットは、一方で株価は決算に注目がある中で、株価の一日の動きも落ち着いてきた印象で、主要三指数はそろって続伸でした。
ダウの上げ幅は連日で200ドルを超え、年初来でプラス圏に浮上しました。株価の終値ダウは213ドル高の24,786ドル。ナスダックは124ポイント上昇で7,281。S&P500は28ポイントプラスの2,706でした。
セクター別騰落率では、大手ハイテクに買いが入り、情報技術が上昇のトップで、前の日に好決算を発表したネットフリップを含む一般消費財が続きました。
1 世界の株価
・NYダウ:24,786.63 +213.59 (▲0.87%)
・ナスダック:7,281.09 +124.81(▲1.74%)
・S&P500 : 2,706.39 +28.55(▲1.07%)
・イギリスFTSE:7,226.05 +27.85(▲0.39%)
・ドイツDAX:12,585.57 +194.16(▲1.57%)
2 為替、金利、商品
・ドル/円:107.02-03
・ユーロ/円:132.39-41
・ユーロ/ドル:1.2370-7481
・米国10年国債:2.830(-0.002)
・米国2年国債:2.394(+0.017)
・独10年債:0.512(-0.016)
・日本10年債:0.035(-0.005)
・NY原油:66.52(+0.30)
・NY金:1,349.5(-1.2)
・CRB指数:199.38(-0.16)
3 日経平均きょうの見通し
《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 21,885円
・大阪/日経先物:21,900円
《AIの予想》
前日の日経平均終値は、21,847.59円(+12.06)でした。「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは薄晴れで上昇して始まりそうです。日中の予想レンジは、21,908円から22,1069円とのこと。
主要な内外指標のうち、4/17のニューヨーク市場ではS&P500指数は大きく上昇、ナスダック総合指数も大きく上昇しました。いずれも日経平均にポジティブに働きそうです。
4 注目ポイント
◆きょうのドル円の見通しについて、FPG証券の深谷氏によれば、予想レンジは106.80円~107.80円としています。注目ポイントとしては「ドル円相場堅調を支える2つの要因」ということで、ドルインデックスとS&P500の相関をみると米国株が調整してドル安は一服すること、先物の円ポジションは足元で買い越していることから、今後売り圧力がかかることをあげていました。
◆また、きょうの日本株の見通しについて、JPモルガン・アッセト・マネジメントの重見氏によると、予想レンジは、21,800円から22,000円とし、注目ポイントは「デクレッシェンド(だんだん弱く)」ということで、米国は利上げでPER(株価収益率)は低下していく、一方で利上げ後はEPS(一株利益)増加していき、PERは15%低下し、EPSは15%増加することにより、米国の株価は今後横ばい基調になることから、日本株も徐々に弱含むになると予想していた。
5 注目記事
◆米国国防省のクラウド事業であるJEDI(ジェダイ)に老朽化整備費100億ドル(約1兆円)規模の投資があるようで、その採用企業にアマゾンのAWS(アマゾンのクラウド事業)が有力で、アルファベット・マイクロソフトなども政府向けクラウドサービス拡充のためにロビー活動を行っている。
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