今日の日経平均(5/15)

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タイトルの「今日の日経平均」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、日本株式市場がはじまる前までにできる限り分かり易くお伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、米国の市場が日本時間で午前6時まで取引時間となっており、取引終了前に始まることから、最もホットな情報が提供されます。

毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。

◆NYマーケット
トランプ大統領が中国の通信機器大手に対する制裁の緩和を示唆するなど、米中の対立が和らいだとの見方から、ダウは2万5,000ドルを試す展開となりましたが、ロス商務長官が依然と米中間の隔たりは大きいと述べたことで上げ幅を縮小しました。

株価の終値は、ダウは去年9月以来の8日続伸68ドル高の24,899ドル、ナスダックは反発8ポイント上昇し7,411、s&P500は4日続伸2ポイントプラスの2,730でした。セクター別騰落率では、先週末に続きヘルスケアが堅調だったほか、原油価格も高値を維持し、エネルギーも買われました。

NY証券取引所からホリコ・キャピタル・マネジメントLLCの堀古氏によると、自社株買いで株価が上昇していると解説、米10債利回りは約3%で、S&P500指数の配当利回りは約2%前後であるが、対時価総額の自社株買い割合(10-12月期)が約2.2%あることから、自社株買い+配当で4%超になっており、国債は満期まで保有なら利息は一定であるが、株式は成長すれば配当・自社株買いが増加することから、株が買われているとの見方を示しました。

目次

1 世界の株価

・NYダウ:24,899.41 +68.24 (▲0.27%)
・ナスダック:7,411.31 +8.43(▲0.11%)
・S&P500 : 2,730.13 +2.41(▼0.09%)
・イギリスFTSE:7,710.98 -13.57(▼0.18%)
・ドイツDAX:12,977 -23.53 (▼0.18%)

2 為替、金利、商品

・ドル/円:109.68-71
・ユーロ/円:130.78-82
・ユーロ/ドル:1.1922-24
・米国10年国債:3.004(+0.033%)
・米国2年国債:2.551(+0.013)
・NY原油:70.96(+0.26)
・NY金先物:1,318.2(-2.53)
・CRB指数:203.82(+0.27)

3 日経平均きょうの見通し

《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 22,880円
・大阪/日経先物:22,890円

《AIの予想》
前日の日経平均終値は、22,865.86円(+107.38)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは☁曇りで、降水確率は60%です。前日終値近辺で始まりそうです。日中の予想レンジは、22,720円~22,926円とのこと。

主要な内外指標のうち、5/14のニューヨーク市場ではナスダック総合指数は小幅高して日経平均にポジティブ、一方、ユーロ安ドル高が進行してネガティブに働きそうです。このところ日経平均との相関が高まっているS&P500指数は横ばい圏でした。

4 注目ポイント

◆今日のドル/円の見通し
JPモルガン・チェース銀行の佐々木氏によると、予想レンジは109.20円~110.00円としていました。注目ポイントとしては「FRBの利上げ期待」とし、3月までは「18年中のFRB利上げ織り込み回数」とドル/円とが逆相関であり、利上げ期待でドル安になっていたのが、4月以降は本来の相関に戻り、利上げ期待でドル高になってきており、利上げ4回を織り込むと111円台後半?との見方を示しました。今後、FOMCの新メンバーの発言に注目。

◆今日の日本株の見通し
岡三証券の小川氏によると、予想レンジは22,700円~23,000円としていました。注目ポイントとしては「一段高のカギは中小型株」とし、NT倍率が18年の最高水準に達しており、これまで日経平均は、「先物主導で海外投資家の買戻し」や「企業決算が無事に終了し、一巡したこと」により上昇してきたが、今後は中小型株の動きがカギを握っているとしていた。

ここ数年では日本株は4月に利益確定し、5月に改善する傾向にあり、今年も5月はまだ上昇余地が残されているとの見方をしていました。

*MT倍率とは、日経平均株価をTOPIXで割った値であるが、日経平均株価がTOPIXの何倍の水準にあるのかを示すもので、NT倍率が上昇すれば、日経平均がTOPIXより強く、逆にNT倍率が下落すればTOPIXが日経平均より強いことを表します。

TOPIXは東証1部の全銘柄(約1760銘柄)に対し、日経平均株価は東証1部の225銘柄ですから、現在最高水準というのは、中小型株が上昇余地があるとみるのか、大型株が下落していく可能性が大きくなってきたとみるのか、いずれでもないのか今後注視していかなければと思います。

5 きょうの株価材料

メルカリ IPO時価総額3,000億円超へ  6/19東証マザーズに上場
武田薬品 18年3月期純利益63%増 シャイアー買収の影響織り込まず
三井住友FG 700億円の自社株買い
コニカミノルタ 一転増益


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