NYダウ25,000ドル台回復
◆NYマーケット
週末に進展のあった米中貿易協議の内容を消化する動きが中心となり、貿易戦争に対する警戒が和らいだことで、ダウはおよそ2ヶ月ぶりに節目の2万5;000ドルを回復しました。ボーイングなどこの問題が売材料になってきた銘柄を中心に買われました。
株価の終値は、ダウは続伸298ドル高の25,013ドル、ナスダックは三日ぶりに反発39ポイント上昇の7,394、S&P500も3日ぶりに反発20ポイントプラスの2,733でした。セクター別騰落率では、11セクターすべて上昇でした。電気通信のほかボーイングを含む資本財がけん引しました。
1 世界の株価
・NYダウ:25,013.29 +298.20 (▲1.21%)
・ナスダック:7,394.03 +39.69(▲0.54%)
・S&P500 : 2,733.01 +20.04(▲0.74%)
・イギリスFTSE:7,859.17 +80.38(▲1.03%)
・ドイツDAX: 休場
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ダウ | △1.21% |
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FTSE100 | △1.03% |
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DAX | 休場 |
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ボベスパ | ▼1.52% |
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SENSEX | ▼0.67% |
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上海総合 | △0.64% |
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MICEX | △0.24% |
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日経平均 | △0.31% |
2 為替、金利、商品
・ドル/円:111.01-02
・ユーロ/円:130.89-90
・ユーロ/ドル:1.1790-91
・米国10年国債:3.059(-0.007%)
・米国2年国債:2.569(+0.021)
・NY原油:72.24(+0.96)
・NY金先物:1,290.9(-0.4)
・CRB指数:205.69(+2.00)
3 日経平均きょうの見通し
《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 23,025円
・大阪/日経先物:23,030円
《AIの予想》
前日の日経平均終値は、23,002.37円(+72.01)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは薄晴れで、上昇委して始まりそうです。日中の予想レンジは、22,900円~23,107円とのこと。
主要な内外指標のうち、5/21のニューヨーク市場ではナスダック総合指数は上昇、S&P500指数も上昇しました。いづれも日経平均にポジティブに働きそうです。
4 注目ポイント
◆今日のドル/円の見通し
ソニーファイナンシャルホールディングスの尾河氏によると、予想レンジは110.70円~111.50円としていました。注目ポイントとしては「日銀の出口戦略は遠い」とし、1月に日銀の黒田総裁は、10年債利回り0%は「2%の物価安定目標の達成まで何があっても死守するものではない」と発言し、出口戦略に向かうのではとの憶測を呼びましたが、その後路線の継続を発言しました。IMM投機筋のショートポジションが解消され、16年のユーロ高の展開と同じような傾向になっているが、「出ぎ地」が近づけば円高進行も懸念されるところ、暫くはゼロ金利政策は継続されるとの見方を示しました。
◆今日の日本株の見通し
ニッセイ基礎研究所の井出氏によると、予想レンジは22,900円~23,100円としていました。注目ポイントとしては「今期も業績上振れ期待」とし、TOPIX500銘柄のうち3月決算企業322社の期初予想は、「増収減益」としているが、”恒例”の上振れ着地を狙ったものとみており、経常利益の期初予想からの上振れ率は近年高い率となっている。このことは当初は厳し目に見積もって、第一四半期の決算が出る7月には為替状況も加味して上振修正を行うとの見方をしめしました。
5 きょうの株価材料
武田薬品 | 2兆2,000億円の社債発行へ、シャイアー社買収 |
ヤマハ | 株主還元を強化へ 余裕資金を増配や自社株買い |
国際紙パルプ商事 | 6月26日に上場 |
岡藤HD | 日産証券が筆頭株主に |
6 QUICKの注目銘柄
村田製作所 | SMBC証券が目標株価を1万4,700円⇒2万円 |
MS&AD | ドイツ証券が目標株価を4,050円⇒4,150円 |
新光電工 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券がニュウートラル⇒オーバーウエイト |

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