NYダウ反発
◆NYマーケット
貿易戦争の懸念が再び意識されマイナス圏で推移していたダウは、FOMCの議事要旨を受けてプラスに転じました。このところ加速していた今年4回以上の利上げを織り込む動きに待ったをかける内容で、株式市場はポジティブに受け止めたようです。
株価の終値は、そろって反発でした。ダウは52ドル高の24,886ドル、ナスダックは47ポイント上昇の7,425、S&P500は8ポイントプラスの2,733でした。セクター別騰落率では、金利の低下で明暗が別れました。高配当の公益がトップとなった一方で、金融が最も下げました。
1 世界の株価
・NYダウ:24,886.81 +52.40(△0.21%)
・ナスダック:7,425.95+47.50(△0.64%)
・S&P500 : 2,733.29+8.85(△0.32%)
・イギリスFTSE:7,788.44 -89.01(▼1.13%)
・ドイツDAX: 12,976.84 -193.08(▼1.47%)
![]() |
ダウ | △0.21% |
![]() |
FTSE100 | ▼1.13% |
![]() |
DAX | ▼1.47% |
![]() |
ボベスパ | ▼2.26% |
![]() |
SENSEX | ▼0.88% |
![]() |
上海総合 | ▼1.41% |
![]() |
MICEX | ▼1.35% |
![]() |
日経平均 | ▼1.18% |
2 為替、金利、商品
・ドル/円:110.08-11
・ユーロ/円:128.75-79
・ユーロ/ドル:1.1696-97
・米国10年国債:2.995(-0.070)
・米国2年国債:2.532(-0060)
・NY原油:71.84 -0.36
・NY金先物:1,289.6 -2.4
・CRB指数:206.37 +0.17
3 日経平均きょうの見通し
《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 22,620円
・大阪/日経先物:22,620円
《AIの予想》
前日の日経平均終値は、22,689.74(-270.60)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは小雨で、安く始まりそうです。日中の予想レンジは、22,472円~22,677円とのこと。
主要な内外指標のうち、5/23の上海総合指数では大幅に下落、フランスCAC40は大幅に下落しました。いずれも日経平均にネガティブに働きそうです。このところ日経平均との相関が高まっているS&P500指数は小幅高。日経平均の予報にはポジティブです。
4 注目ポイント
◆今日のドル/円の見通し
三菱UFJ銀行の内田氏によると、予想レンジは109.60円~110.50円としていました。注目ポイントとしては「弱まるドル高の持続性」とし、先週まで8週間連続でドル高円安が続いていたことから、今週はドル安円高に触れると予想していた。これまでは海外勢のドル買いでドル高になっていた、ドル自体が買われていくのかがポイントであるが、ドル高は新興国経済を下押しし、これが円高に向かって行く要因にもなることから、ドル高でも円高になる恐れがあるとの見方を示しました。
◆今日の日本株の見通し
楽天証券経済研究所の香川氏によると、予想レンジは22,500円~23,800円としていました。注目ポイントとしては「インバウンド関連の優勢」とし、日本インバウンド指数が上昇しており、インバウンド指数とは、訪日外国人客数により恩恵を受ける73社で構成され、業種では化粧品、消費財、小売、鉄道、ホテルなどの幅広い銘柄で構成されている。そして、中国人のインバウンド需要がカギを握っているという。
5 きょうの株価材料
日本ガイシ | 製品検査に不備 品質に問題なし業績への影響軽微 |
アサヒビール | 有利子負債2,000億円削減 海外M&Aで膨らんだ負債を約2割削減 財務体質改善で成長戦略投資へ |
三井物産 | 米国高齢者住宅を取得 |
ランドコンピュータ | 東証1部 |
6 QUICKの注目銘柄
ソニー | ゴールドマン・サックス証券が目標株価を7,600円から7,500円に引き下げ |
しまむら | 5月度既存店売り上げ高 7.7%減 |
セブン銀行 | 大和証券が目標株価を390円から370円に引き下げ |

◆GMOクリック証券の株式取引の特徴
▼株取引の初心者にも分かり易く、安心です。
▼業界最安値水準の取引コスト
現物95円(税込)~、信用96円(税込)~!
▼高機能で使いやすいと評判!!取引ツールがすべて無料
①「リアルタイム分析」「板注文」といった豊富な機能が利用できる「スーパーはっちゅう君」
②普段から使い慣れた情報ツールと併用して最適なタイミングで素早く注文できる「はっちゅう君」
③リアルタイムチャート上からスピーディーに注文「レーザートレード」
④スマートフォンアプリではスマホならではの操作性でスムーズに注文を行える「iClick株」「株roid」
▼分析ツールや投資情報が充実。これも無料で利用可能
①企業価値のイメージ化や将来の理論株価を予想するシミュレーション機能
②充実のマーケット情報、市況ニュースの無料提供
▼NISA(少額投資非課税制度)口座にも対応
コメント