NYマーケット
７日のロンドン外国為替市場では一時、１ドル＝144円98銭と145円台に迫り、1998年８月以来、24年ぶりのドル高・円安水準を連日で更新しました。また、ポンド・ドルは７日に一時、１ポンド＝1.14ドル台までポンド安・ドル高が進み、1985年以来、およそ37年ぶりの安値水準を付けました。７日のＮＹ株式市場終値は、３指数そろって反発しました。ダウは435ドル高の３万1,581ドル。ナスダックは、246ポイントプラスの１万1,791。Ｓ＆Ｐ500は、71ポイントプラスの3,979でした。７日の取引開始前にウォール・ストリート・ジャーナルが、９月のＦＯＭＣでの利上げ幅は「0.75ポイントになりそうだ」とする観測記事を配信。市場では、次回の会合で0.75ポイントの利上げ幅を見込む確率が一時、８割まで上昇し、大幅な利上げ継続への織り込みが進みました。しかし、債券市場では10年債利回りが低下。ＮＹ市場では、ＷＴＩ＝ニューヨーク原油先物価格が５％を超えて急落するなど、インフレに対する懸念がやや後退したこともあり、３指数とも買いが優勢となりました。ハイテク株を中心とするナスダックは、金利の低下などを追い風に８日ぶりに反発。上げ幅は２％を超えました。セクター別騰落率です。公益や一般消費財が３％を超える上昇。一方、原油価格の急落を受け、エネルギーだけが下落しました。
日経平均予想と株式先物の状況
毎朝生放送されている「ニュースモーニングサテライト」では、毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられるので、日本株に特に影響のある「シカゴ日経平均先物」なども併せて情報提供したいと思ってます。
| 区 分 | 内 容 |
|---|---|
| 現物 | 【日経平均先週末(9/7)の終値】 27,430.30円(-196.21円） |
| 先物 | 【シカゴ/日経CME)】 27,710 |
| 【大阪/日経(夜間)】 27,720円 |
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専門家の予想と注目ポイント
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| 区 分 | 内 容 |
|---|---|
| 今日の為替 | 予想レンジ：143.20円～144.70円 |
【為替見通し】注目ポイントは「ＥＣＢは「正常化」から「引き締め」へ」 (ドイツ証券の小川和宏氏) |
|
| 今日の日経平均 | 予想レンジ：27,400円～27,800円 |
【日本株見通】注目ポイントは「200日移動平均線より上を回復できるか」 (インベストラストの福永博之氏) |
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