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Ⅰ ここが凄いWF-SP700Nの特徴
2018年4月に発売されたソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-SP700N」を紹介します。私も先月の6月に購入して毎日使ってますので、レビューしたいと思います。これは左右が独立した完全無線タイプのイヤホンで、ノイズキャンセイング機能を搭載し、さらに防滴性能まで備えています。
私はジムのトレーニングやロードバイクを乗るとき、そして毎日の通勤時間に使ってます。まず、基本機能から押さえていきたいと思います。
1 ケーブルから解き放たれる、左右独立型スタイル
左右独立型の形状により、ストレスフリーで快適な音楽体験を実現します。スポーツやフィットネス時にもケーブルが気になりません。
そしてその装着感がとてもよく、イヤーピース及びアークサポーターによるフット感がとてもしっかりとしていて、顔を強く降ってもビクともしません。今まで取れそうになったことも一度もありません。
2 左右独立型スポーツモデルとして世界初(*)デジタルノイズキャンセリング機能搭載
電車内や航空機内などのリスニング時に、走行音やエンジンノイズなどさまざまな騒音を低減します。
ノイズをカットすることで、ワークアウトにも没頭できます。外部からの騒音を打ち消すように抑えることができますので、電車やバスでの移動中でもよりクリアな音で音楽を楽しむことができます。
3 「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」搭載
ヘッドホンに内蔵されたマイクロホンで、環境音や人の声を取り込む機能を搭載。
スポーツ中も周りの状況に気を配ることができ、周囲の人とのコミュニケーションも可能です。外音取り込み機能はON/OFFが切り替えられるので、集中したい時と外の音も聴きたい時の使い分けができます。
* 外音取り込み機能は周囲の音を聞き取りやすくする機能ですが、すべての音を聞き取れるようにする機能ではありません。音楽のボリュームを大きくした場合や周囲の状況によっては、外音が聞こえなくなることがあります
4 汗や水しぶき、雨などからヘッドホンを守る防滴性能
JIS防水保護等級IPX4相当(*)の防滴対応、突然の雨や汗、水しぶきからヘッドホンを守り、運動中でも快適に使用可能です。IPX4は「いかなる方向からの水の飛沫によって有害な影響を受けない」というレベルで、水を直接かけるのはダメですが、雨、汗や水しぶきがかかる程度なら大丈夫みたいです。
5 迫力の重低音 EXTRA BASS(TM)sound
重低音のグルーブ感をダイレクトに伝達し、圧倒的な量感の低音を正確なリズムで再現。曲調に合わせてより好みの重低音サウンドを楽しんだり、低音のビート感を捉えることでスポーツやワークアウトに没頭できます。
低音も十分に出ますし、ボーカル域も高音域も結構いいバランスの中で低音もしっかりと出るという感じです、
6 新開発サポーターで高い装着性を実現
アークサポーターを新しく開発し、激しい運動や複雑な体勢でも外れにくい高い装着性を実現しています。
他社製品も装着しましたが、安心感が全然違うと思いました。
7 アプリ「Headphones Connect」に対応
外音コントロールができ、ノイズキャンセリングのON/OFFや、アンビエントサウンド(外音取り込み)モードのボイスモード/ノーマルモードの切り替えが可能です。
イコライザー調整機能は、「Relaxed」や「Bass Boost」など8種類のプリセットからお好みのエフェクトを選べます。
新機能「クイックサウンドセッティング」対応として、本体左側ボタン二度押しであらかじめ設定しておいた「外音コントロール」と「イコライザー」に瞬時に切り替えることが可能です。
8 ハンズフリー通話対応
スマートフォンやIPhone、携帯電話でのハンズフリー通話が可能。エコーキャンセレーションとノイズサプレッションを用いることにより、高音質な通話が可能です。
IPhoneやスマートフォン、携帯電話がBluetooth機能を搭載し、HFPまたはHSPに対応している必要があります。また、 通話時の音声はL側からのみ聞こえます
9 耳元でスマートフォンなどのプレーヤーをかんたん操作
本体に搭載されたボタンにより、スマートフォンなどの音楽再生機の曲送り/戻し、再生/一時停止、ノイズキャンセリング/外音取り込みの切り替え、さらには電話の着信を受けたり終話させたりなどの操作が可能です。
10 Siri(R)やGoogle(TM)アプリといったスマートフォンの音声アシスタント機能の起動にも対応
スマートフォンを取り出さず、ヘッドホン側の操作と音声操作により、電話をかけたり音楽を再生したり、天気予報などのちょっとした調べ物をすることも可能です。( Siri(R)は、Apple Inc.の商標で、Google(TM)アプリは、Google Inc.の商標です。)
11 充電も可能な専用ケース
2回分の充電が可能な、専用ケースを付属。さらに、ケースから取り外すだけで、自動で電源ONになるので、一度ペアリングを完了させた端末であれば、ケースから取り出すだけでBluetooth接続がスムーズに行えます。
充電ケースで3時間が2回ですので、6時間+イアホン本体で3時間=最大9時間使用ができます。当初はこの再生3時間(最大9時間)は短いと感じて他の機種も検討していたのですが、実際に使用している中では、殆ど不便は感じていません。
12 ワンタッチ接続(NFC)機能搭載
NFC搭載のスマートフォンや、おサイフケータイ(R)対応Android(TM)搭載スマートフォンなら、ケースに搭載のNFCとワンタッチでBluetooth接続が可能です。
13 マルチペアリング
8台までの機器とペアリングできるマルチペアリングに対応。よく使う機器と一度ペアリングしておけば、2回目からのBluetooth接続がかんたんになります。
14 ワイヤレスでも高音質、AACに対応
ワイヤレスでも高音質、SBCに加えてAACに対応。iOS 4.3.1以降のiPhoneなど、AACでエンコードした音楽も高音質で再生します。
15 いくつかの不満な点
例えば連続再生時間。WF-SP700Nはイヤホン単体で最大3時間、充電ケースでは最大2回のフル充電が可能です。
最大9時間の再生が可能という計算になります。AirPodsで最大24時間の再生、AnkerのZolo Liberty+で最大48時間の再生(ケース込み)ですから、それらと比べると見劣りすることは確かです。
とは言え最大9時間の再生が可能なので、日常使いにおいて致命的に不便ということはありませんし、スポーツモデルということを考えると許容すべきところかもしれませんね。
また、動画視聴の場合の音の遅延が若干気になりますが、致命的な遅延まではいってないと思います。毎朝ビデオオンデマンドでTVの動画を見てますが全然大丈夫です。
Ⅱ 最終的に購入するときに重要視したものは?
1 最後までどちらにしようか迷った機種
AnkerのZolo Liberty+です。
「Zolo Liberty+」は、アメリカのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で約3億円にのぼる支援金を集めて作った完全ワイヤレスイヤホンです。周囲音の取り込み機能や長時間のバッテリー寿命を実現しました。
イヤホン本体がフル充電状態で、最大3.5時間の音楽再生が可能です。付属の充電ケースを合わせて使えば、最大48時間使用することができます。
初めての設定時もPUSH AND GO™によって即時にペアリングが可能です。また、ボタンを押すだけでSiriなどの音声アシスタントを起動することができます。
2 「WF-SP700N」と「ZoLo Liberty+」との機能比較
私はスポーツジムやロードバイクでの使用頻度が多いので、ワイヤレスイヤホンの選択する重要度は、
①防水性能
②外音取り込み機能
③ノイズキャンセリング
④長時間再生
⑤操作性
でした。
機 能 | SONY WF-SP700N | Anker Zolo Liberty+ |
---|---|---|
価格 | 約2.0万円 | 約1.5万円 |
型式 | 密閉ダイナミック | カナル型 |
ドライバーユニット | 口径6mm(CCAWボイスコイル採用) | 6mmグラフェン採用の大口径ドライバ |
質量 | 本体のみ(左右各)約7.6g、充電ケース約45g | 本体のみ(左右各)約6g、充電ケース約105g |
充電方法 | USB充電(ケース使用) | USB充電(ケース使用) |
再生時間(ケース単体) | 最大 3 時間 | 最大3.5時間 |
再生時間 ( 充電ケース込 ) | 最大 9 時間 | 最大48時間 |
ノイズキャンセリング | 〇 | × |
イコライザー | 〇(Headphonesアプリで対応) | ○(Zolo Lifrアプリにて設定) |
周囲音取り込み機能(アンビエントサウンド) | 〇 | 〇 |
防水 | IPX4 | IPX5 |
マルチペアリング | 〇 | ✖ |
USBケーブル | 〇 | 〇 |
イヤーピース | ハイブリッドイヤーピースロング SS,S,M,L (各 2 ) アークサポーター M,L (各 2 ) | Grip Fitジャケット × 4 イヤーチップ × 3 |
カラー | ブラック/ホワイト/イエロー/ピンク | ブラック/ホワイト |
キャリングケース | 〇(充電ケース) | 〇(充電ケース) |
通信方式 | Bluetooth 標準規格 Ver.4.1 | Bluetooth 標準規格 Ver.5.0 |
最大通信距離 | 見通し距離 約10m | 見通し距離 約7m |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) | 20Hz~20kHz |
対応コーデック(音声圧縮変換方式) | SBC/ AAC | SBC/AAC |
3 まとめ
ソニーの「WF-SP700N」とアンカーの「Zolo Liberty+」を比べると、アンカーが勝っていたのは長時間再生の機能で、ここが私的には最も引っかかっていた部分でしたが、店員さんのアドバイスでは、イヤホン本体で3時間+充電ケースで6時間あれば全く問題はないとのことでした。
私も実際に使ってみるとやはり全く問題はありませんでした。そもそもイアヤホンを付けっぱなしで3時間以上も苦痛ですし、イヤホンの実再生時間もほぼ3時間は持つと思います。
通勤にも毎日使ってますが、朝1時間聞いて、その後ケースで充電、帰宅時の通勤で1時間聞いて、その後ジムに行って2時間トレーニング時に使用しています。
また、外でロードバイクを乗るときは、安全なところで乗る時は付けることもありますが、長距離・長時間のときは外音取り込み機能があったとしても止めた方が良いと思います。
最後まで迷ったアンカーでしたが、「ノイズキャンセリング」がなかったこと、「外音取り込み機能」と「操作性」については、ソニーが上回っていたことでソニー「WF-SP700N」に決めました。まだ使用開始してから1か月程度ですが買って良かったと満足満足しております。
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