航空自衛隊千歳基地見学ツアーでしたが・・・

  • URLをコピーしました!

先日、航空自衛隊千歳基地見学ツアーに行ってきました。当初の目的は管制塔内部の見学と新政府専用機の写真撮影でしたが、管制塔は最近の国際線の増便で業務が逼迫していることから、当日になって対応できないとのことでありました。また、新政府専用機は安倍首相がG20で海外に渡航しているので、そもそも日本にはいない状況でした。

それでも救難援助のヘリコプターやジェット機、そしてF-15戦闘機のコックピットを見学をしたり、千歳基地内にある広報館で航空自衛隊についてDVDを視聴しながら説明を受けました。最後に航空自衛隊の食堂で隊員の方たちと、昼食(500円)を食べました。さすがにボリューム満点でした。

1 航空自衛隊

航空自衛隊の公式ホームページから、航空自衛隊の任務の障りだけご紹介します。

航空自衛隊とは、「日本の空」を守る唯一の組織として地上における警察、海における海上保安庁に相当する「空の警察力」が存在していません。そのため航空自衛隊は、平時から有事まで一貫してわが国の空の平和と安全を担う唯一の組織となっています。

航空自衛隊がブルーインパルスは守る領域として、領空とは、領土及び領海(海岸線から12海里(約22km)の範囲)の上空のことをいいます。領空の内側を許可なく自由に航行することは国際法上認められていません。わが国は海に囲まれていますが、多くの場合、敵の侵攻は空から、しかもきわめて短い時間のうちに行われることが予想されます。24時間365日、常に即応態勢を維持して領空を守ることは、国民の生命と財産を守ることに直結しているのです。

対領空侵犯措置とは、警戒監視により発見した国籍不明機が領空侵犯するおそれがある場合、これに対処する任務です。発見した国籍不明機に対して戦闘機(F-15)を緊急発進させることを「スクランブル」と言います。

航空自衛隊のホームページから主要装備のうち、私が特に好きなものをご紹介します。千歳基地にはF-35AとT-4ブルーインパルスは配備されていませんが、F-15J/DJ、B-777、UH-60Jは配備されています。残念ながらB-777(新政府専用機)はいませんでしたが、今年の千歳基地航空祭(8/4)では見ることができました。

あわせて読みたい
2019年千歳基地航空祭では新政府専用機の雄姿を見れました! 2019年の「千歳基地航空祭」は、北海道の航空自衛隊千歳基地で2019年8月4日(日)に開催されました。千歳航空祭に伴う基地の開放時間は、9時から15時でした。今年の注目は...

 

戦闘機 F-35A
F-35AはF-4戦闘機の後継として導入を決定した最新鋭の戦闘機で、平成29年度から三沢基地に配備する計画です。F-35Aは高いステルス性能のほかこれまでの戦闘機から格段に進化したシステムを有し我が国の防衛、ひいては地域の安定に多大な貢献をしてくれる期待の戦闘機です。

最大速度 マッハ約1.6
航続距離 約2,200km
戦闘機 F-15J/DJ
F-15は、航空自衛隊の主力戦闘機として、現在、全国8個の飛行隊と、その他飛行教導隊などに、約200機が配備されています。昭和47年に初飛行した、米空軍の本格的な制空戦闘機です。それから、すでに30年以上経過した機体ですが、基本設計の優秀さとレーダーをはじめとした電子機器、搭載装備の近代化が進められ、現在でも能力的に最も均衡のとれた、信頼性のおけるトップクラスの実力を持つ戦闘機といえます。

最大速度 マッハ約2.5
航続距離 約4,600km
特別輸送機 B-777
平成31年4月1日よりB-747に替わり政府専用機としての運用を開始しました。B-747と比べて燃費が向上し、最大航続距離が長くなるなど、より環境に配慮した機体です。

最大速度 マッハ約0.89
航続距離 約14,000km
救護ヘリコプター UH-60J
救難ヘリコプターUH-60Jは、米国の多用途ヘリコプター UH-60Aの航空自衛隊救難機向けの改造機。赤外線暗視装置、気象レーダーや精密な慣性航法装置を搭載しているほか、航続距離が長いので救難可能区域も広く、ほぼ防空識別圏内をカバー、遭難者を生存可能時間内に救助できる区域が広がる、などの特徴を持っています。昭和63年度に3機の調達が開始され、最終的には40機取得の予定です。なお、このうちの5機は空中受油機能が付加され、機体右前方下部にプローブ・アンド・ドローグ式の空中受油装置(プローブ)と、操縦席内に燃料制御パネルが取付けられている。

最大速度 約144kt
航続距離 約1,295km
T-4 ブルーインパルス
航空自衛隊のアクロバットチームである「ブルーインパルス」の三代目機種がT-4です。二代目機種T-2の後継機として採用され、平成7年度に松島基地の4空団11飛行隊として「T-4ブルーインパルスチーム」が誕生しました。以後、全国各地で展示飛行を行い、現在に至っています。長野オリンピックや日韓合同開催のワールドカップでも会場上空で展示飛行を行いました。平成9年には、米空軍50周年記念で初渡米し、ネリス空軍基地で華麗なアクロバット飛行を披露しています。

最大速度 マッハ約0.9
航続距離 約1,300km

 

2 航空自衛隊千歳基地の見学をするには

まず、千歳基地見学申請書を航空自衛隊千歳基地司令部あて提出します。参加者の氏名などを記載します。

申込書送付先は、
〒066-8510  千歳市平和無番地 
航空自衛隊第2航空団 司令部監理部広報室 

3 隊員食堂と売店では

 これが500円のスパゲティの昼食でした。お腹一杯になりました!

食堂の入り口には、激辛カレー10分以内完食で記録が残せるよと、多くの隊員の方が挑戦していたようです。

売店では、ブルーインパルスのDVDがあったので、買っちゃいました。2018サポーター’S DVD SPECIAL 74分超拡大版です。

 

■ 千歳基地の広報館で見たDVDー航空自衛隊の6つのミッションー

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次