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2019年に向けてANAの国際線特典航空券を使うための準備

2018年10月にSFC修行を無事に解脱することができました。次なる目標は貯めたANAマイルを使った国際線特典航空券で、夫婦で優雅に海外旅行をしたいと思ってますが、予約が難しい国際線特典航空券の仕組みや予約の手法も理解しておく必要がありますので、解説したいと思います。

Ⅰ SFC取得後の国際線特典航空券の優先内容

ANAプレミアムメンバーなどの上級会員・SFC会員に対してに付与される国際線特典航空券の優先は3つあります。

プレミアムメンバーへの優先内容

  • ① 国際線特典航空券『座席数』の優先
  • ② 国際線特典航空券『開放枠(日)』の優先
  • ③ 空席待ち『予約順位』での優先

1 国際線特典航空券『座席数』の優先

ANAプラチナステイタス・SFC・一般会員で、マイル特典航空券開放席数にどれほどの差が出るのか、

例えば、アメリカ(北米)・ハワイ・ヨーロッパ路線のビジネスクラス以上では予約可能席数が上級会員が一般会員より明らかに差がありますし、ブロンズよりプラチナ、プラチナよりダイヤモンの方が優先されます。

(プレミアムメンバー専用デスクによると)ANAプラチナステイタスとSFCの間に差はないようです。

2 国際線特典航空券『開放枠(日)』の優先

例えば、東京-ロンドン・ビジネスクラスでは、全くの同日であるにもかかわらず、ANAプラチナステイタスでは『空席あり』となりますが、一般会員では『空席待ち』となっています。

このように特典開放枠(日)に制限がかかっており、上級会員では優先して座席確保を行うことが可能になります。

3 空席待ち『予約順位』での優先

空席待ち予約に関しても、ANAプレミアムメンバー・SFC会員に対しては、優先順位が設定されており、一般会員に比べて有利に順番待ちをすることが可能です。

Ⅱ 国際線の特典航空券について

国際線の特典航空券には大きく「ANA国際線特典航空券」と「提携航空会社特典航空券」の2つがあります。

単純にANAグループ便(ANA、エアージャパン)のみを利用するか、スターアライアンス加盟航空会社や提携航空会社を利用するかどうかの違いです。往路はANA特典航空券、復路は提携航空会社特典航空券といったことも可能です。

両者は基本的なルールは大きくは変わらないのですが、細かい部分で少しずつルールが異なっているので注意が必要です。

主には、必要マイルの算出方法、空席待ちの取り扱いや予約変更についてルールが異なっています。
提携航空会社は現在のところ以下となっており、ANA便以外も多くの航空会社を利用することができます。

1  ANA国際線特典航空券に必要なマイル数

必要マイル数は、ゾーン、シーズン(ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズン)、利用クラス(エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス)によって決まります。詳しくはこちら(ANA国際線特典航空券)

① ロンドンへの旅行を計画していますので、特に欧州をベースに関連する部分をANA公式ページから抜粋して説明したいと思います。
必要マイル数は次のようにstep1~step3の3段階で確認します。

 

② まず、最初にstep1として「出発地と目的地のゾーン」を確認します。例えば、欧州は「ゾーン7」になります。

 

③ 次に、step2の「搭乗日のシーズン」を確認します。
これは年によってシーズンチャート(ローシーズン、レギョラーシーズン、ハイシーズンの月日)が異なりますので、注意してください。

 

④ 最後に、step3として「必要マイル数」を確認します。
例えば、欧州であれば、C(ビジネスクラス)のシーズンによって、80,000マイル~95,000マイルとなります。

 

◆必要マイル数の留意点上記一覧では往復とも同一シーズン、同一クラスに搭乗した際に必要なマイル数となります。

シーズンやクラスが混在する場合は必要なマイル数は単純に足して2で割ってください。

例えば、ロンドン(欧州)のビジネスクラス往復に必要な最小マイル数はローシーズンで80,000マイルですが、往路ビジネスクラス、復路エコノミーとした場合は、(80,000マイル+45,000マイル)/ 2 = 62,500マイルとなります。

ビジネスクラスやファーストクラスに乗ってみたいけどマイルが少し足りないという方には、往路と復路で利用クラスを変えて発券するのがお勧めです。

また、日本-欧州の往復のファーストクラス運賃は約300万円程度するのに対して、特典航空券に必要なマイルはたったの165,000マイル~ 180,000マイルで、1マイルの価値が16円~18円程度になります。

ビジネスクラスも通常の運賃はかなり高いので、コストパフォーマンスの観点でみるとかなりお得です。

(追加)ANA国際線特典航空券プレミアムエコノミーの予約が開始されました。

予約開始日:2018年12月5日 15:00~
搭乗開始日:2019年4月1日

2  提携航空会社特典航空券の必要マイル数

ゾーン、利用クラスによって必要マイル数が決まります。詳しくはこちら(提携航空会社特典航空

  • 海外での乗り換え有無(Zone1-A、Zone1-B)で必要マイル数が変わる。
  • ANA国際線特典航空券と同様に往路と復路で利用クラスを変えることで、ビジネスクラス、ファーストクラスも利用しやすくなる。

提携航空会社の特典航空券の場合は、ANA国際線特典航空券と違って「搭乗日のシーズン」という考え方がなくなります。

その代わり、海外での乗り換え有無によってZone1-A、Zone1-Bが決まり、それぞれで必要マイル数が変わってきます。

Zone1-A:国際線往復2区間のみの旅程、もしくは国際線往復2区間に加え日本国内のみで乗り継ぎをしている旅程

Zone1-B:日本以外で乗り継ぎが発生する旅程

* 国際線区間での乗り継ぎがあるZone1-Bについては、必要マイル数が少し増えることになります。

① 必要マイル数は次のようにstep1~step2の2段階で確認します。

 

② まず、最初にstep1として「出発地と目的地のゾーン」を確認します。
例えば、欧州は「ゾーン7」とANA国際線特典航空券の場合と同様です。

 

③ 次に、step2として「必要マイル数」を確認します。
例えば、欧州であれば、C(ビジネスクラス)はZone1-Aの場合は90,000マイルですし、Zone1-Bの場合はル~95,000マイルとなります。

 

④ 日本発のZone 1-AとZone 1-Bの適用旅程の具体例は次のとおりです。

 

3 提携航空会社特典航空券の対象便

◆スターアライアンス加盟航空会社
各航空会社の自由な組み合わせが可能です。また、世界一周旅程の場合は、スターアライアンス加盟航空会社のみが対象となります。

 

◆提携航空会社
次の航空会社は、単一の提携航空会社運航便で利用できます。世界一周旅程の場合はスターアライアンス加盟航空会社のみが対象となります。

◆必要マイル数の留意点ANA国際線特典航空券のレギュラーシーズンの必要マイル数=提携航空会社の特典航空券のZone1-Aの必要マイル数ANA国際線特典航空券のハイシーズンの必要マイル数=提携航空会社の特典航空券のZone1-Bの必要マイル数となっています。

例えばANA国際線特典航空券と同じ条件であるZone1-A(海外での乗り換えなし)の必要マイル数で比較して見ると以下のような形になります。

①ローシーズンに利用:ANA国際線特典航空券のほうが必要マイル数は少ない。
②レギュラーシーズンに利用:どちらも変わりなし
③ハイシーズンに利用:提携航空会社の特典航空券のほうが必要マイル数は少ない。

また、往路と復路で利用クラスを変えられることはANA国際線特典航空券と同じです。

4 ANA国際線特典航空券の乗り換え

・日本発の場合は途中降機(24時間を超える滞在)は不可、海外発の場合は目的地以外に1回可能
・日本国内で往路、復路各2回まで乗り換え可能

基本的に日本発になると思うので途中降機は出来ないものと思ってください。

ただし、日本国内での乗り換えは、往路、復路各2回まで可能ですので、例えば札幌→那覇→羽田→ソウル(金浦)→羽田→那覇→札幌といったプランも可能です。

この場合、ローシーズンであれば12,000マイル+支払い総額(6,600円)で行けます。(※那覇、羽田では24時間未満の滞在の必要あります。)

なお、出発地の都市、最後の都市を経由することはできませんので旅程を考える場合はご注意ください。例えば羽田→那覇→羽田→(海外)などということはできないので、どちらかというと地方に住んでいる方向けかもしれません。

5  提携航空会社特典航空券の乗り換え

・途中降機は、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能(途中降機は乗り換えの回数に含む)
・海外で往路、復路各2回まで乗り換え可能
・日本国内で往路、復路各2回まで乗り換え可能

日本国内での乗り換えはANA国際線特典航空券と同じように往路、復路各2回まで可能です。その他に海外での乗り換えが往路、復路2回まで可能となります。また、途中降機も1回可能(日本でも海外でも可)です。

上記4の「ANA国際線特典航空券」と同様の旅程で、ソウルと復路の那覇に24時間以上滞在するとした例だと、東京(羽田)~ソウル(仁川)の提携航空会社はアシアナ航空で15,000マイル+支払総額(7,240円)で行くことができます。

ANA国際線特典航空券にプラス3,000マイルで那覇にも数日滞在できるので、非常にお得であると思います。

Ⅲ 国際線特典航空券の発券ルール

1  利用できない期間

・ANA国際線特典航空券では利用できない期間はハワイ発1/1~1/2のエコノミークラスのみ
・提携航空会社特典航空券では航空会社によるため確認が必要
・国際線旅程に含まれる日本国内線部分については、ANA国内線特典航空券の条件によるので、ブラックアウトの期間が含まれていると検索されない。

国際線では利用できない期間はほとんどありません。競争率は高いですが、通常の航空券は高くなってしまう繁忙期の利用に使いたいです。

また、ANA国内線特典航空券にはお盆や年末年始にブラックアウト(予約不可)の設定があります。

国際線の特典航空券の場合の日本国内での乗り換えも、ANA国内線特典航空券のブラックアウトの条件に従いますので、繁忙期に旅行を計画される場合はチェックが必要です。

■ 国内線特典航空券を利用できない期間(ブラックアウト)

2 予約期間

・搭乗の355日前(出発日含まず)の午前9時(日本時間)から、出発の96時間前までで、全旅程を申し込んで予約完了です。
・ANAマイル国際線特典航空券を確実に押さえるためには、355日前にまず同日弾丸往復で予約・発券し、往路を確定する。
・後から復路を希望日程に変更して、復路を確定するという方法が主流ではないでしょうか。

迷犬ジョン
同日で往復予約できるのは、例えば、東京(羽田)~ロンドンの場合は可能ですが、これに札幌(新千歳)~東京(羽田)など複数都市経由になるとウェブサイトでは受け付けてくれませんので、手数料はかかりますが、電話予約では可能のようです。

復路便の変更の際には当然また熾烈な競争にさらされるわけですから、完璧に復路を希望日程に変更できるという保証はありません。

また、発券後、航空券の有効期間内で、搭乗日ならびに便の変更が可能ですが、航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスの変更は不可です。

3 発券手数料

ANAウェブサイトからの予約は発券手数料は無料ですが、電話予約の場合2,160円です。

また、ANAウェブサイトで予約できない旅程、航空会社の場合は電話予約でも発券手数料は無料です。(ウッブサイトからの予約を前提としていますが、国内での乗り換えが必要等、発券までの24時間以内に修正したい場合は、電話予約もあると思います。)

4 発券後の予約変更、キャンセル

予約変更は搭乗日、便の変更が無料で可能(航空会社や区間の変更は不可)で、ANA国際線特典航空券の場合は、出発の24時間前までであるのに対し、提携航空会社特典航空券の場合は、搭乗希望便出発の96時間前までです。

また、全旅程未使用の場合のみキャンセル可能で、払い戻し手数料として1名につき3,000マイルかかりますが、国内線も国際線も搭乗日・便の変更は可能です。

キャンセル3,000マイルは、一般の格安航空券を購入した場合と大きく異なり、非常に利用しやすいです。

とりあえず予約して、都合が悪くなったら日程変更、有効期間(発券から1年以内に出発)が切れてしまったら3,000マイルのみ支払ってキャンセルということも可能です。キャンセルした場合は3,000マイルを差し引いたマイル数が払い戻されます。

5 空席待ち

・ANA国際線特典航空券の場合は片道につき1便可能(第一区間出発の14日前まで)
・提携航空会社特典航空券の場合は空席待ち不可
提携航空会社特典航空券の場合は、ANA便も含めて空席待ちはできませんのでご注意ください。

ANA国際線特典航空券の場合は片道につき空席待ちが1便可能ですが、すでに同一区間に座席が確保できている場合は空席待ちはできません。

6 国際線特典航空券の発券方法

ANAの公式ホームページにログインしてから、ANAマイレージクラブの「特典航空券」→「ANA国際線」→「特典航空券予約」にすすみます。この時、「提携航空会社」を選んでも問題なくANA便も予約できます。

 

 

◆画面の左側の「往復」だと、取れる便が限られてしまうので、すぐに空席なし表示されて予約できません。画面の右側の「複数都市・クラス混在」にしておくと、経由地などで選択肢が広がり、特典航空券が取れる可能性が高くなります。

出発地⇒到着地⇒往路出発日⇒復路出発日(前後3日の空席を比較にもチャック)⇒クラス⇒人数を入力して、最後に「検索」をクリックします。

 

◆例えばロンドンで予約を取ろうとすると、「複数都市・クラス混在」でやると、単純往復的な札幌⇔ロンドンでも、経由地が、複数でてきて自由に選ぶことができます。提携航空会社便は空席がなければ表示されません。ANA便は空席なくても空席待ちで表示がでます。

 

◆検索結果として、①特典種別選択として、ANA便、スターアライアンス便及び提携航空会社便の利用が可又は不可の状況や最低必要マイル数が表示されます。次に②旅程選択として、対象便の一覧が表示され、往路及び復路の旅程を選択して、「次へ」をクリックします。

取れた便の詳細と、必要マイル数、支払い金額が表示されます。間違えたり、再度やり直したい時は、画面の下に表示されている「再建策」ボタンをクリックすれば戻れます。これで良ければ、「次へ」をクリックします。

◆搭乗者を選びます。ログインした時のマイレージ会員には最初からチェックが入っています。特典利用者登録をしている人の誰が行くのかを選択し、チェックボックスにチェックを入れましょう。

次は、クレジットカード入力画面になりますので、決済したいカード情報を入力します。決定をするとカード決済に移ります。予約番号も決まり、これで予約完了。特典航空券GETです!

予約完了後は、ANAから予約完了のメールがきます。各自のEチケット印刷しておくと安心です。座席の指定もできるようになっていますので、早めに座席指定するのをお勧めします。

迷犬ジョン
国際線の特典航空券は、国内線以上に争奪戦で、往復共に最適な便を確保するのは難しいので、出来ればSFCを取得し、上級会員になることで、開放される座席数が増えます。

国内線の場合は一般会員と上級会員で開放される座席数に差がないと言われていますが、国際線の場合は歴然とした差があると考えていた方が良いと思います。

Ⅳ 夢の世界一周

ANAマイルの世界一周航空券とスターアライアンスの世界一周航空券というのがありますので、ご紹介したいと思います。

1 ANAマイルの特典航空券で世界一周

私が現在検討中のANAマイルで世界一周の場合はこんな雰囲気でと考えています。

2 世界一周航空券でSFC修行を

SFC修行を有償のスターアライアンスの世界一周航空券でこんなふうにしてプラチナステイタスの50,000プレミアムポイントをゲットできますという一つの例です。

 










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