2018年シドニー・沖縄SFC修行を終えて

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目次

Ⅰ 2018シドニー・沖縄への修行全行程(完全収録)

8月2日(木)から8月6日(月)までの2泊(+機内2泊)5日の修行が終わり、自分自身の整理も含めて、今回の修行内容が少しでも参考になればと思っています。
私も今年から修行を始めた初心者ですので、それぞれ良かった部分や悪かった部分あると思いますが、それぞれの方によって修行のやり方は違うでしょうから、自分にあった方法やスタイルで行うことが大事だと思います。こうしなければならないというのは何もありませんが、いろいろな情報を知っておくことは必要だと思います。
修行は、いずれにしても時間と費用をかけて行うものですので、最終的にはその人の満足感や達成感が感じられるかどうかであると思います。費用は安いのに越したことはありませんが、私は旅としての楽しさも味わいながらできるだけPP単価(コスト)も意識しながら計画を始めました。
PP単価については、本投稿のⅣの「2019年SFC修行の準備に当たって」の1「旅行の日程の検討」の②「具体的な日程やコースを決めるとき」において、具体的な数値で説明してありますので、参考にしてください。

特にSFC修行において、1年間という限られた中で達成しなければならないいう時間的制約がありますし、できる限り少ない回数で行いたいので、「国際線のプレミアムエコノミー」や「国内線のプレミアムクラス」の利用は不可欠なものだと思います。この後メリットについて若干説明したいと思います。

■ 修行全行程表はこちら▼

月日時刻行動内容補足
8/2(木)16:30新千歳空港発 NH070便
普通席7C
定刻通りの出発(天候晴天)
展望デッキでANAの航空機の写真撮影
無料のwi-fiは整備済み
18:05羽田空港着⇒109番搭乗口に近いANAラウンジ(営業時間5:00~25:00)⇒109番搭乗口から遠いANAラウンジ(営業時間20:00~24:00)
最初は近い方のANAラウンジで食事、ドリンク(ビール、スパークリングワイン、純米大吟醸の喜多屋、トマトジュース)、その後シャワー室が混んでいたため、20:00~の遠いANAラウンジのシャワー室へ移動
22:20羽田空港発 NH879便
ボーイング787-9型機
プレミアムエコノミー席16C
定刻通りの出発(天候晴天)

時間も遅いので、食事は取らず、ドリンク(スパークリングワイン、ビジネスのシャンパン)のみ
無料のwi-fiは未整備
8/3(金)08:45定刻通りの到着(天候晴天)
シドニー国際空港着⇒エアポートリンクに乗車⇒シドニーブルーバードホテルへ
空港でオパールカードを購入(40ドルチャージ)⇒エアーポートリンクでセントジェームス駅⇒カフェでお茶して⇒徒歩15分程度でホテルへ⇒部屋には入れないが事実上のチャックイン⇒トランクを預ける
11:00昼食シドニー半日観光の集合場所まで徒歩で市内観光しながら、途中のカフェで食事
13:00シドニー半日観光(日本語ツアー)集合場所:土産店Kogaroo
■ロックスエリア⇒ダーリングハーバー⇒ミルソンズ・ポイント⇒マッコリーストリート⇒ハイドパークバラックス⇒セントメアリー大聖堂⇒世界遺産オペラハウス(30分の日本語館内ツアー)
天気は晴天で、観光のポイントは、①オペラハウス、②ミルソンズ・ポイント、③セントメアリー大聖堂
16:30市内観光終了後シドニーブルバードホテル着⇒キーを貰い部屋で小休止翌日のブルーマウンテンズツアーの集合は6:50にホテルのロビーなので、すぐ近くの「Metro」というスパーマーケットで翌日の朝食を調達
19:00シドニー湾ショーボートディナークルーズ(集合場所:キングストリートワーフ5番乗り場向かいのショーボートカウンター)
■5番桟橋より乗船⇒前菜⇒マジックショー
土地勘も出てきて、集合場所のキングストリートワーフまで市内観光しながら、30分以上前に到着。金曜日なのでそこ等じゅうで大盛り上がり
19:30シドニー湾クルージングスタート注文通りの窓際の2人用のテーブルを一人で占有、コロナビール⇒スパクリングワイン、それ以外のメニューも充実(飲み放題)
20:00メインディナーコース料理でメインはビーフを注文
デッキで夜のオペラハウスやハーバーブリッジの写真撮影
20:30デザートプラッターデザートはケーキセット
21:00エンタテイメントショーの開始女性歌手と女性ダンサーチームで会場は大盛況
22:00キングストリートワーフに帰港、解散キングストリートワーフからの帰る道中は人が大勢いたので、タクシーは止めて徒歩でホテルへ
8/4(土)06:50ブルーマウンテンとルーラの街散策コース(日本語ツアー)集合場所:ホテル⇒車内今日も天候は晴天で、日本人ガイドなので安心感もあり、ガイドの説明も上手でした。
09:30-10:35シーニックワールド訪問(乗り物乗車、遊歩道散策)最勾配52度のシーニック・レイルウェイ⇒ジャミソン渓谷の上空270メートルを滑るように往復するシーニック・スカイウェイに乗車
10:35-11:20☆選べるコース⇒クリフウォーク(ユーカリの森の中でネイチャーウォーク)又は⇒ボアーズヘッド展望台選べるコースはクリフウォークを選択、階段が多いですが快適でした。
11:20-11:50エコポイント訪問(奇岩スリーシスターズを望む絶景展望台)ここがメインです。
12:00-13:00昼食昼食はバスの中で、オージービーフのハンバーガー又はフィッシュ&チップス、そしてデザートの選択があって、フィッシュ&チップスとフルーツを選択。食事はレストランでビールもいただきました。
13:15-13:40ゴードンフォールズ展望台ここは穴場の展望台で、スリーシスターズの絶景ポイント
13:50-14:40田舎街ルーラの散策(小物ショップ、レストラン、キャンディーストア等)ここでは買い物はしないで、ガイドさんが薦める「ホホバオイル」と「ティーツリーオイル」をバスの中で注文、日本(自宅)に配達用のブルーマウンテンズツアーこだわりセットも注文
16:30ほぼ定刻通りでお土産屋コガールで解散帰国便までの残り時間をガイドからのアドバイスで、ダーリングハーバー⇒路面電車(コンベンション駅)⇒セントラル駅(乗り換え)⇒23番ホームでエアポートリンク⇒シドニー空港
20:55定刻通り出発
シドニー発 NH880便
ボーイング787-9型機
プレミアムエコノミー席16C

ニュージーランド航空のラウンジが利用可能で、まずはシャワールームへ時間が早かったので、すぐに使用、その後食事、ドリンク(ビール、スパークリングワイン)
搭乗後すぐに睡眠⇒食事取らず⇒その後スパークリンワイン⇒ビジネスの焼酎(ストレート)
純米大吟醸を頼んだはずが手違いで焼酎の常温のストレートが2杯きてしまい、2杯は飲めなかった。(1杯は根性で!)
無料のwi-fiは未整備
8/5(日)05:30羽田空港着⇒ANAラウウジ沖縄着いてからレンタカーで瀬長島に飛行機の絶景ポイントに行くため、トマトジュースとアイスコーヒ、食べ物はなく「あられ」のお菓子のみ
08:30羽田空港発 ANA467便
ボーイング777-200型機
プレミアムクラス2C
定刻通りの出発(天候は晴天)朝食は軽めな感じでした。
無料のwi-fiは整備済み
11:10那覇空港着Jネットレンタカーが那覇空港の11Bにお迎えサービス⇒レンタカー店で手続きを終了後⇒飛行機の絶景ポイント
瀬長島に向かう(空港の端に位置していて15分程度)
12:00昼食⇒市内観光Jネットレンタカーのそばのローソンで昼食を買って、写真撮影に没頭する。17:30頃までやってレンタカーを返還後⇒那覇空港に送って貰い⇒ゆいレールに乗って「牧志駅」下車⇒沖縄サンプラザホテルにチャックイン⇒国際通りの居酒屋で夕食
8/6(月)13:40那覇空港発 ANA1694便
ボーイング737-800型機
プレミアムクラス2C
定刻を遅れての出発
久しぶりに朝ゆっくり食事⇒空港へ⇒展望デッキで写真撮影⇒ANAラウンジ(ビール1杯)⇒昼食は非常に満足でした。
無料のwi-fiは整備済み
17:00新千歳空港着到着が遅れて17:00に,札幌駅に着いたのは18:00

⭐️今回の修行後のプレミアムポイント

現在、ブロンズステイタスになりました。あと6,430プレミアムポイントでプラチナステイタス(5万PP)になります。

Ⅱ 国際線の「プレミアムエコノミー」のメリット

1 ボーイング787‐9のプレミアムエコノミー

国際線の789は、ビジネス48席、プレエコ21席、エコノミー146席の計215席(246席仕様もあり)を備えています。ビジネスクラスは1-2-1のスタッガードで、180度のフルフラットでベッドにできます。
プレミアムエコノミーは2-3-2の配置で、さすがにビジネスクラスには及びませんが、シートピッチ(足元)が広くなり座席の幅も広くなっており、後ろにも十分倒せますし、足元もゆとりがあります。
私は羽田⇆シドニーの往復の座席を16Cにしました。これは左側の通路側席の後ろで、正解かどうかはわりませんが、お酒も充分楽しみたい方なので、やはりトイレに行く回数は多くなることを想定したのですが、私なりには正解だったと理解しています。スタッガードにはかないませんが座り心地も抜群です。実際に十分快適でしたし、仮に大柄の人が隣にいても気にならないと思います。シドニーまで約9時間長い旅行には最適だと思います。

2 プレミアムエコノミーの機内サービス

機内食はエコノミーと同じですが、次のものが追加されます。
・ビジネスクラスで提供されている天然酵母の自社製パン
・スパークリングワイン
・ビジネスクラスの赤・白ワイン・日本酒(純米吟醸酒)・シャンパン
・ビジネスクラスのデザート
・大型テーブル、パソコン用電源(USB端子はありませんでした。)
提供されるサービスは路線によって異なってくると思います。

◼️機内食・ドリンクの詳細はこちら

3 空港サービス

空港ラウンジの使用、優先チェックイン、手荷物優先受け渡し等の特典を受けることができます(機材・路線によって変わってきます。。)ラウンジ利用は海外の空港だとANAラウンジがないところもあり、その場合はスターアライアンス等の提携航空会社のラウンジが利用できる場合もありますし、全く使うことなできない場合もあります。
いずれにしてもラウンジが利用できるのは大きなアドバンテージですし、国際線は国内線と違って早めにチェックインすることが多く、食事・ドリンクも豊富にありますし、シャワー室(洗面台、トイレもあり広い)もあるので、ラウンジは必要不可欠なものであるといえます。

ANAラウンジ

ニュージーランド航空のラウンジ

4 ANAプレミアム会員の特典

1年間のプレミアムポイント数で、翌年度のプレミアムステイタスが決まります。
毎年1月から12月に獲得したプレミアムポイントの数に応じて翌年度のステイタスが決定し、4月から1年間にわたって「プレミアムメンバーサービス」を利用することができます。(ステイタス獲得条件はこちら
翌年度のステイタスが決定する12月末日よりも早く、各ステイタスに必要なプレミアムポイントを獲得した場合は、翌年3月末日まで、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズそれぞれのプレミアムメンバー事前サービスを利用することができます。「プレミアムメンバーになったら」はこちらの記事を参考にして下さい。

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プレミアムメンバー(上級会員)の数ある特典の中で、チェックインの際、プレミアムエコノミーに空席がある場合、ANAの上級会員(ダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤー)は追加料金なしでプレミアムエコノミーを利用できますが、次にように改悪になりました。

■ 2018年11月12日に「プレミアムエコノミーへの変更」が改正されました。
ANA「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員に提供されている「プレミアムエコノミーへの変更」サービスは、これまで搭乗手続きの際に空席がある場合は、対象運賃以外の場合でも、追加料金なくANA国際線「プレミアムエコノミー」を利用することができましたが、2019年9月30日ご搭乗分(日本時間)をもって終了します。今後は対象者に、2019年10月1日~2020年3月31日ご搭乗分において「プレミアムエコノミーへのアップグレード予約キャンペーン」が実施予定です。
なお、2020年4月1日ご搭乗分からは、アップグレードポイントもしくはマイルのご利用で、対象のエコノミークラスからプレミアムエコノミークラスへの「アップグレード予約」を 申し込むことができます。

5 新たなサービス

ANA国際線プレミアムエコノミーについて2018年4月17日から新サービスが始まりました。オークションでエコノミーからアップグレードすることが可能になりました。特典航空券は不可、購入の場合のみです。路線は欧米、オーストラリアのみでアジアは対象外となっています。
エコノミークラスをご購入した後に、プレミアムエコノミーへのアップグレードができる入札サービス(Bid My Oriceという) です。通常、専用運賃の購入で利用できるプレミアムエコノミーを、出発直前の予約状況と、お客様入札する金額に応じてアップグレードできるものです。

Bid My Priceの 詳細はこちら

6 マイルで国際線プレミアムエコノミーの利用が可能に

これまでプレミアムエコノミーはマイルを利用しての特典航空券では予約できませんでしたが、2018年11月12日ANAは、国際線プレミアムエコノミー(PY)を、マイルを活用した特典航空券および国際線エコノミークラスからのアップグレードにて、PYサービスの設定があるすべての便において利用することができるようになったことを発表しました。
~特典航空券での利用を、2019年4月1日ご搭乗分より開始~
~アップグレードでの利用を、2020年4月1日ご搭乗分より開始~

① PY特典航空券の予約

ご利用開始時期 : 2019年4月1日(月)ご搭乗分~ ※2018年12月5日(水)15:00予約開始
対象便 : ANAグループ運航便(ANA/エアージャパン)でPYサービスの設定があるすべての便
対象者 : ANAマイレージクラブ会員および特典利用者登録済の2親等以内のご家族

② 国際線エコノミークラスからPYへのアップグレードの予約

利用開始時期 : 2020年4月1日(水)ご搭乗分~ ※2019年9月下旬予約開始予定
対象便 : ANAグループ運航便(ANA/エアージャパン) でPYサービスの設定があるすべての便
対象者 : ANAマイレージクラブ会員および特典利用者登録済の2親等以内のご家族
※「ダイヤモンドサービス」・「プラチナサービス」・「ブロンズサービス」・「スーパーフライヤーズ」会員はANAアップグレードポイントでのご利用も可能。
対象予約クラス : 日本発・日本着路線共通 Y/B/M/U/H/Q/V

Ⅲ 国内線の「プレミアムクラス」のメリット

1 チェックインは専用カウンター

プレミアムクラス専用チェックインカウンターがあります。一般のチェックインカウンターは大行列ができることも多いです。

2 手荷物検査場の優先レーン

ここも優先レーンがあります。もちろん、一般レーンは大行列ができているのですが、スムーズに通過できます。

3 ANA LOUNGEの利用

ANA LOUNGEを利用することができます。ANA SUITE LOUNGEというものも存在しいますが、こちらはANA最上級のダイヤモンド会員のみ利用できるラウンジでさらにランクが高いです。ドリンクはソフトドリンクとビールはもちろん無料で飲むことができますが、食事類はありません。お菓子程度のものはあります。そしてシャワー室はなかったでした。

4 優先搭乗

プレミアムクラスは優先搭乗があり、先に機内に入ることができます。ただ、優先搭乗できるのはプレミアムクラスの人だけではなくANAの上級会員も優先搭乗となります。

6 広くてゆったりしたシート

座席間隔は50インチ(127cm)あり、前の席に足は届きません。リクライニング時に後ろの席に気を遣う必要もありません。また、隣の座席とは仕切りがある機材がほとんどで、肘掛けの取り合いになることもありません。ゆったりとリラックスできるプライベート空間が確保できるんです。普通席とは疲労度が全く違います。

7 機内食サービス

飛行機が上空で安定したあたりから、プレミアムクラスと普通席の間はカーテンで閉められます。プレミアムクラスには機内食が出てきます。朝食、昼食、夕食の時間帯は「Premium GOZEN」と呼ばれる弁当がでてきます。また、13:01-16:59までの出発便では「Premium SABO」と呼ばれるスイーツメニューが出てきます。

羽田空港~那覇空港プレミアクラス

那覇空港~新千歳空港プレミアクラス

■プレミアクラスの機内食・ドリンクの詳細はこちら

8 荷物受け取り

預けていた荷物が優先的に先に出てきます。優先的に荷物を出してもらえるのは非常にありがたいです。プライオリティ・タグの威力は絶大です。国際線のプレミアムエコノミーの場合は、ファーストクラス、ビジネスクラスの次くらいでしょうが、国内線プレミアムクラスの場合は真っ先にでてきます。
今回のシドニーへの行程では、新千歳空港で海外を含めた搭乗手続きを行い、羽田の国内線で荷物を受け取り、そこから国際線ターミナルにバスで行き、そこで最終的な海外渡航のための手続きをします。新千歳空港から羽田空港までの国内線は普通座席ですが、海外乗継がプレミアムエコノミーなので、プライオリティ・タグを付けてくれました。

9 普通席からのアップグレード

搭乗券が普通席でも、これまで当日空港にてプレミアムクラスに空席があれば9000円支払うことによりアップグレードも可能でしたが、H2018年4月1日から、搭乗日の2日前からANAウェブサイトなどで事前に「アップグレード予約」が利用できるようになり、またこれらのアップグレード料金体系も変わりました。(詳細はこちら
■ 搭乗日2日前~前日適用(事前アップグレード料金)搭乗区間によって金額(3,000円~14,000円)が異なります。
■ 搭乗日当日適用(当日アップグレード料金)搭乗区間によって金額(4,000円~15,000円)が異なります。

☆ ただし、対象条件は次のとおりです。
・予約に含まれている全ての方がANAマイレージクラブ会員であること
・予約に含まれている全ての方がアップグレードすること
・変更操作の時点で、アップグレード希望便の普通席の航空券を予約・購入済み、かつ当該便のプレミアムクラスに空席があること

Ⅳ 2019年SFC修行の準備に当たって

本年5月に投稿した「2019年ANAのSFC修行に向けて」は、その後修行の推移に応じて加筆・修正を加えて、修行に必要な情報や修行内容などを網羅した「集大成?」のようなものになっています。詳細はこちら▼

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1 旅行日程の検討

① 旅行日程を考えるとき

まずはプレミアムポイントをいかに安い金額で、かつ多く稼げるかどうかを考えると思いますが、普通行きたい国が幾つかあって、どこにしようかと考えると次に、どこの国に行くのが効率よく貯まるのかと考えますよね。そうなんです効率よく貯まる路線があるのです。それがアジアやオセアニアの路線に乗ることなんです。

プレミアムポイントの計算式の中に路線倍率というのがあって、例えば国内線は2倍、ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア路線は1.5倍、ザクッと言うとそれ以外は1倍となっています。そういうことでSFC修行ではシドニー、シンガポールなどが人気があるのです。計算式はこちら▼

ちなみにプレミアムポイントシュミレーションはこちら

② 具体的な日程やコースを決めるとき

私はその時に最も重要視したのが、リスク管理でした。特に海外乗継割引で海外に発着する空港まで行く国内線については、海外に行く便とワンセットになっているので、予約した国内便に乗らないと全体のチケットが無効になるので、天候、特に夏だと台風又冬だと大雪等、災害、さらにはロールスロイスのエンジントラブルのような機材等、運行を左右するリスク要因はたくさんあると思いますので、その辺を考慮してベストではないが、海外乗継割引の国内線をまず最初に乗ることを決めました。もう一つのポイントとして、次回の修行は、新千歳空港〜那覇空港(プレミアム旅割28)で7,784PP入るので、50,000PPまで最低いくら必要かも考慮しました。当初考えた「ベストなコース」と「実際に搭乗したコース」を比較してみました。

★プレミアムポイント獲得のベストなコース

区間クラス金額PPPP単価
新千歳~那覇プレミアム(旅割28)46,600円3,89211.97円
那覇~羽田エコノミー5,000円1,9682.54円
羽田~シドニープレミアムエコノミー76,600円7,6949.96円
シドニー~羽田プレミアムエコノミー76,600円7,6949.96円
羽田~那覇エコノミー5,000円1,9682.54円
那覇~新千歳プレミアム(旅割28)46,600円3,89211.97円
合    計256,400円27,1089.46円

☆実際に搭乗したコース

区間クラス金額PPPP単価
新千歳~羽田エコノミー10,000円1,0209.8円
羽田~シドニープレミアムエコノミー76,600円7,6949.96円
シドニー~羽田プレミアムエコノミー76,600円7,6949.96円
羽田~那覇プレミアム(旅割28)33,590円2,86011.74円
那覇~新千歳プレミアム(旅割28)45,500円3,89211.69円
合    計242,290円23,16010.46円

*海外乗り継ぎ割引による国内線は往復で10,000円で片道5,000円ですが、別途、プレミアムクラスの東京~那覇~札幌を乗るため、シドニー発 羽田着後の国内線(羽田空港~新千歳空港)は捨てる(乗らない)ため、費用は10,000円としています。

2 ラウンジのシャワー室の利用に当たって

■ANAの国内線ラウンジにはそもそもシャワールームはありませんが、国際線のラウンジにはシャワールームがありますので、羽田空港を出発する22:00までは時間も十分あると思い、まず食事をしながらアルコールもいただき、先に錠剤のヘパリーゼを飲んでいるので、その安心感かビール⇒スパークリングワイン⇒純米大吟醸とスイスイお酒が進みました。

これ以上飲むとまずいなと思い、そろそろシャワーでも浴びたいと考え、受付に行くと20人待ちと言われ、どうしたもんかと思いきや別のANAラウンジはまだ始まったばかりなので、空いてますと言われ、急遽、ラウンジを移動しました。
それでも行くと3人待ちといわれ、何とか無事に入浴し、搭乗締め切り時間前に行くことができました。搭乗口からは遠い方のこのラウンジは夜は20:00から営業するので、シャワー浴びたいのならこちらがねらい目だと思いました。

ANAラウンジのシャワー室

■帰りの便も同じようにシャワーを浴びたいと思ってまして、シドニー国際空港にはANAのラウンジはないのですが、ニュージランド航空のランウジが利用できますので、羽田空港での轍を踏まないように、ランウジに入るや否や受付でシャワールームを申し込むと、3室のうち、一室が空いていてまだ誰も使用していない綺麗な状態でした。

ニュージランド航空ラウンジのシャワー室

それからラウンジに入って食事やドリンを楽しみました。もちろん錠剤のヘパリーゼを飲むのは忘れませんでした。

また、ラウンジについては、プレミアムエコノミーはラウンジが利用できますが、国によってはANAラウウジや提携航空会社のラウンジがない場合もあります。私は楽天のプレミアムカードを持っているので、無料で世界のラウンジが使える「PRIORITY PASS」を発行してもらえるので、ラウンジ好きの方はお得だと思います。

3 修行でも観光を楽しもう

■シドニーでは、3つの現地オプショナルツアーを日本で申し込んでおいたので、1泊2日でしたが朝早く着いて翌日は夜まで時間があったので、まるまる2日間を有効に過ごすことができました。見知らぬ土地に来たときは、目的に行くまでが時間がかかってしますので、特に日本語ガイドがついたツアーであれば、いろいろな情報がそこで聞くことができるので、プラスαのお得感がありました。

オペラハウスとハーバーブリッジ

ダーリングハーバー

そしてガイドや運転手の日本人の方は、シドニーで生活し、また仕事もしている喜びを感じていると思いました。オーストラリアは現在、バブルの真っ最中であるそうで、工事現場で旗を持ち道路運行の指示をしている若い女性がいて、ガイドさんはああいう作業現場で働く人の報酬は非常に高く1,000万は超えていると言ってました。オーストラリアの平均年収も高騰していて700万円位だそうです。

セントメアリー大聖堂

シドニーの後に行った沖縄では、レンタカーを借りて、瀬長島で約半日、旅客機の写真を撮っていました。さすがに沖縄は暑くて長い時間、外でレンズを覗いていられませんでした。それでも旅客機は頻繁に滑走路に降りてくるので、飽きることはなかったでした。

那覇市瀬長島

■ 観光やお土産を含めた詳細な写真で綴る全行程をまとめました。

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4 補足

私の乗った羽田発シドニー行きの便は、ANAの最新鋭機であるボーイング787-9型機で、今回の旅行の大きな楽しみの一つがこの航空機に乗ることでありましたので、非常に満足をしていますし、欲を言えば早く無料WiFiを整備してほしいということです。

それとここが最も重要なことですが、何と羽田発シドニー行きの便のCAさんが、帰りに乗ったシドニー発羽田行きの便のCAさんでした。こんな奇遇なことがあるのかと思いました。はじめは分からなかったのですが、私の席が往復ともプレミアミエコノミー16C
だったせいかもしれませんが、3人のCAさんからまたお会いしましたねと声をかけていただきました。

ビジネスクラスのシャンパン

それと行きの便でもお酒を結構飲んでいたので、帰りの便でもお気遣いいただきました。一つエピソードがありまして、食事が終わって少し時間が経つとビジネスクラスのドリンクも飲めるのですが、ビジネスクラスのシャンパンもOKで、それを飲み終えてから、日本酒も飲んでみたいと思っていた時、CAのOさんが美味しい純米大吟醸が2種類あるので、飲み比べしたらどうですかと言ってくれたので、よろしくお願いしますというと、すぐさまビジネスクラスのカーテンからプラコップにいれた二杯の飲み物を持ってきてくれました。

ところがこれが純米大吟醸ではなく、多分高級だと思いますが「焼酎のストレート」だったのです。恐らく間違えたのだと思い、でもせっかくビジネスクラスから持ってきてもらったので、チビチビそれを飲んだのですが、さすがに量も多かったので、すっかりやられてしまいました。翌朝、CAのOさんが来てくれて「間違って出してしまいました」と謝ってくれました。

この旅行中、二日酔いだけはしないぞーと心に決めていたので、毎日飲む前に錠剤のヘパリーゼを飲んでいたので、思ったほどのダメージはありませんでした。お詫びにとANAの小物やポストカードもいただき、CAさんとトークもできて何となく充実した満足感と修行をほぼ計画通りに実行できた達成感があります。CAのOさんには感謝しています。

 

 

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