08:44:00◼ NY株急落 ダウ800ドル超の下げ
NYの株式相場は大荒れの展開です。NYダウは続落、831ドル安の2万5,598ドル。2月に1,000ドル以上下落して以来の下げ幅です。ナスダックは反落、315ポイント下落の7,422。下落率がダウを上回り4%を超える大幅安、4%安はブレグジット以来およそ2年4ヵ月ぶりです。S&P500は大統領選直前以来およそ2年ぶりの5日続落、94ポイントマイナスの2785でした。金利の上昇を嫌気した流れが続き、これまで相場を引っ張ってきた大型ハイテク株を中心に売りが殺到しました。ナスダックは今月、下げ基調を強めていて、急落した2月、3月に迫る下落率になっています。セクター別では11セクターすべてが下落です。特に情報技術は5%近い下げ、そして通信、一般消費財とFANG銘柄を含むセクターが大きく下げています。
1 AIの今日の日経平均予想
AIの「QUICK」がきょうの東京株式相場を予想します。
区分 | 内容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 22,759円~22,968円 |
現物 | 【日経/前日の終値】 23,506.04円(+36.65円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 22,800円 |
【大阪/日経(夜間)】 22,770円 |
Echoって何?Echo(エコー)は、音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセット、Kindle本の読み上げなど簡単に音声操作 できます。一度試してみては!また、2017年11月に発売された「エコー」は、当時、スマホのアプリに相当する「スキル」の数が265種類だったが、6月22日時点で約3.8倍の1,ooo種類に達し、国内で販売するAIスピーカーでは最多となりました。
2 専門家の注目ポイント
区分 | 内容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:111.90円~112.80円 |
注目ポイント「リスクオンとドル高の持続性に変化?」 ドル円上昇の持続性については、リスクオンとオフの状況次第。米国の金利上昇はドル円相場からすれば上昇要因だが、一定水準を超える金利の上昇は株価の重しになるため、リスクオンとドル円の上昇を抑制する側面がある。株価の重しとなる金利の水準についてはイールドスプレッドが注目され、足元のイールドスプレッドは1月の株価急落のきっかけとなった水準にほぼ並んでおり、リスクオン相場の持続性に警戒感が強まりやすい状況になっていることが見て取れる。今後はリスクオンに支えられたドル円の上昇も弱くなると見られ、もう一段調整が深まる可能性が高いとの見方を示しました。 (ニッセイアセットマネジメントの松波俊哉氏) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:22,700円~23,000円 |
注目ポイント:「バリュー株投資」 金利上昇により調達コストが上がり、企業の成長期待が下がりグロース株のパフォーマンスが悪くなる中、バリュー株が注目される。日本株におけるバリュー株の代表格は銀行株で、株式市場は金利上昇が現在のテーマになっており、これが継続する限りはバリューセクターへの物色は続くとみられるとの見方を示しました。 (ソシエテ・ジェネラル証券の杉原龍馬氏) |
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米株 大幅安の背景 | FANGなどのテクノロジー株、資本財やエネルギーといった景気敏感株など直近で買われてきた銘柄を中心に下げが目立った。下落の発端は金利だったが株の売りが売りを呼ぶ展開となり、VIX指数も4月以来の20を超えるなどボラティリティが高まる展開となった。米国株大幅安の背景を解説。朝方に発表された9月の生産者物価指数は市場予想と一致する内容だったが、10年債利回りは一時3.24%まで上昇した。株式市場は決算を前に材料がない中で目先の金利動向に敏感になっており金利の上昇を嫌気する流れが続いた。株価が大きく下げる中で10年債利回りは3.2%を下回る水準まで低下しているが、今後については物価水準でインフレが懸念されなければ目先の10年債利回りは3.25%前後で落ち着きどころを探る展開になると考えられると解説。 (野村グループ・田部井智春氏) |
米金利上昇で株は? | 金利の上昇をきっかけに株式市場の下げが加速し、また、VIX指数も4月以来の20を超えるなどボラティリティが高まる展開となった。足元の長期金利上昇について、強い経済指標が出た中で米国FRB・パウエル議長が「政策金利は中立金利水準を超える可能性がある」と発言したことが追い打ちをかけたとみている。これまで10年債利回りが3%を超えた水準で債券投資家による買いが入ったが、今回はパウエル議長のややタカ派的な発言に債券投資家が驚き、売りが売りを呼ぶ展開になったことが金利急騰につながったと思われる。今後は落ち着きどころを探る展開になるとみられる。パウエル議長は政策金利の水準について「今後の経済指標次第」としている。米国内のインフレ動向は安定的なトレンドを示しているため金利上昇は続かないと考えられる。株式市場の今後の動向について、割高感のあるテクノロジーセクターの売りが目立っている。テクノロジーセクターは念書からの上昇分でリターンがあるセクターであるため投資家は一旦資金を引き揚げている。再び流入させるかどうかは第3四半期の決算内容を確認してから判断する姿勢だとみられると解説。 (野村グループ・田部井智春氏) |
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