◼ NYダウ反落
NYの株価終値は、ダウは反落126ドル安の2万5,317ドルナスダックは4日ぶりに反発19ポイント上昇の7,468。S&P500は4日続落11ポイントマイナスの2,755でした。中国株の大幅高を受けても、ヨーロッパ、アメリカと株高は連鎖しませんでした。特にアメリカは今週山場を迎える決算であす以降に大型株が控えていることもあり、先週の巻き戻しの動きとなりました。あす以降、キャタピラーなど資本財関連の決算が控える中で、先週決算を受けて上昇していた金融株は売りに押され全体の足を引っ張りました。一方、一部で投資判断が引き上げられたインテルを中心に半導体などに買いが入りハイテク株は堅調でした。
次にセクター別騰落率は、情報技術が上昇率トップ。一般消費財が続きました。一方、金融のほか、不動産、エネルギーなどが下げています。
1 AIの今日の日経平均予想
金融情報サービスを手掛けるQUICKによる、本日のAI(=人工知能)を駆使した日経平均の東京株式相場の予想です。
区分 | 内容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 22,364円~22,565円 寄り付きは《雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 22,614.82円(+82.74円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 22,475円 |
【大阪/日経(夜間)】 22,470円 |
Echoって何?Echo(エコー)は、音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセット、Kindle本の読み上げなど簡単に音声操作 できます。一度試してみては!また、2017年11月に発売された「エコー」は、当時、スマホのアプリに相当する「スキル」の数が265種類だったが、6月22日時点で約3.8倍の1,ooo種類に達し、国内で販売するAIスピーカーでは最多となりました。
2 専門家の注目ポイント
本日のニュースモーニングサテライトでの専門家による解説です。
区分 | 内容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:112.30円~113.20円 |
注目ポイント「ユーロ安円高圧力」は緩和するか? ユーロ発のリスク回避でドル円の上値は抑制されており、長期的にはイタリアの財政問題が心配される。目先的にはユーロとの対立を嫌気したイタリア国債の利回りが注目される。安定すればリスク回避が後退するとともに円高リスクの後退につながっていくことが期待されるとの見方を示しました。 (FPG証券の深谷幸司氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:22,300円~22,700円 |
注目ポイントは「業績上方修正の期待」 まもなく中間決算が本格化するが例年このタイミングで通期の見通しを引き上げる企業が多い。ただ、2018年は例年より少ない可能性がある。その背景には米国発の貿易摩擦の影響が長引くおそれがあり、企業側が慎重姿勢を崩さないかもしれない。そんな中でも上方修正が見込まれる企業の条件は、第1四半期の経常利益進捗率25%以上、2017年度より進捗率が高い、第1四半期に通期見通しを据え置いた企業。この条件に合致する企業が多い業種は、医薬品、陸運業、食料品、サービス業、卸売業であると解説。 (ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏 ) |
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【NY証券取引所中継】米株価下落 要因は? | 米国株式市場の動向については、3指数高安まちまちとなった。年初来上昇をけん引してきた銘柄群が買われる一方、バリュー株が売られるなどセクターリバランスが目立った。ゴールドマンサックスなどの金融セクターがダウを押し下げたが、ナスダックはIT大手に支えられ反発した。米国は10月に入って株価が厳しい状況が続いている。10月以降の下落は短期筋の持ち高調整の側面も大きかったとみられる。短期筋によるポジション調整は大方完了した可能性があり、追加の売り圧力は沈静化するとみられる。投資家心理はやや回復しているものの、リスク回避的な範囲を脱していない。米国とサウジアラビアとの間の緊張や中間選挙など不透明要因が大きく、しばらくは様子見の姿勢が続くとみられる。また、中間選挙の年は季節性という点では10月以降上昇する可能性が高いと言えるものの、年間騰落率で比較すると大統領選挙の年や選挙のない年と比べ一番低いという統計もあり、上昇幅が限定的となる可能性があるとの見方を示しました。 ( 野村グループの草田裕紀氏) |
3 世界の株価、為替等
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