◼ NYマーケット
NYの株価終値は、ダウは3日続落608ドル安の2万4,583ドル。ナスダックは続落329ポイント下落の7,108。S&P500は6日続落84ポイントマイナスの2,656でした。ダウも大きく下げていますが、それ以上にナスダックの下げがきつく、今月2度目の4%を超える下落。直近高値から10%以上の下落となり調整局面に入りました。取引序盤は一部決算を嫌気して半導体株が下げを主導していましたが、あすから大手ハイテク株の決算が本格化するのを前にアマゾン・ドット・コムなどいわゆるFANG株の売りが加速。ナスダックは8月下旬につけた最高値からほぼ1,000ポイント下げました。
次にセクター別騰落率は、ネットフリックスが9%以上下落し、通信の下げを主導。半導体のエヌビディアも9%を超える大幅安で情報技術も大きく下げました。
1 AIの今日の日経平均予想
金融情報サービスを手掛けるQUICKによる、本日のAI(=人工知能)を駆使した日経平均の東京株式相場の予想です。
区分 | 内容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 21,483円~21,679円 寄り付きは《大雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 22,091.18円(+80.40円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 22,405円 |
【大阪/日経(夜間)】 21,430円 |
Echoって何?Echo(エコー)は、音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセット、Kindle本の読み上げなど簡単に音声操作 できます。一度試してみては!また、2017年11月に発売された「エコー」は、当時、スマホのアプリに相当する「スキル」の数が265種類だったが、6月22日時点で約3.8倍の1,ooo種類に達し、国内で販売するAIスピーカーでは最多となりました。
2 専門家の注目ポイント
本日のニュースモーニングサテライトでの専門家による解説です。
区分 | 内容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:111.60円~112.60円 |
注目ポイント「原油価格の金融市場への影響」 原油価格の調整が続いているがそろそろ終盤とみられる。サウジアラビア投資会議の中でOPECによる増産を働きかけることが明らかになった。これは政治面で劣勢に立つサウジアラビアが原油価格の抑制を希望する米国・ドナルドトランプ大統領のご機嫌をとったものとみられる。しかし、サウジアラビア、ロシアはすでにフル稼動に近い状態で原油を生産していること、また、OPECについては2019年第1四半期までの需要減を見込んでいることから、大幅な増産は事実上難しいとみられ価格はそろそろ支えられると考えられる。原油が下げ止まることの金融市場への影響については、原油価格の低下とともに期待インフレ率が低下しており名目金利も上昇の勢いを失っており、賃金を含め米国のファンダメンタルズが好調なことを考えれば、原油価格が期待インフレ低下のドライバーだったと考えられる。原油価格が下げ止まるとすれば名目金利の再上昇を通じて米国株価にとって一段の重しとなるとみられる。為替相場への影響については、金利高からのドル買いと、株価下落によるリスクセンチメントの悪化から上げ下げ双方の材料が発生することになるが、ドル円にとってやや上値が重くなるとみられるとの見方を示しました。 (三菱UFJ信託銀行の小林浩一氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:21,300円~21,700円 |
注目ポイントは「狭所恐怖症?」 2017年と2018年の株式市場の最大の違いは、2018年は上昇する国や業種がもともと狭かった。米国株式は年初来上昇を保っているが米国を除く世界株式に関しては下落トレンドとなっている。さらに、米国の中でも上がっているのは一部の業種で、情報技術、インターネット小売、通信サービス、医薬品の一部に限られている。また、テクノロジーの中でも半導体など下がるものも出始めている。このように一部しか上がらなくなったときは要注意。理由は全面安の一歩手前といえるため。日本株についても半導体関連には注意が必要との見方を示しました。 (JPモルガン・アセット・マネジメントの重見吉徳氏 ) |
3 世界の株価、為替等
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4 関連リンク
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