◼ NYマーケット
NYの株価終値は、そろって続落ダウは245ドル安2万4,442ドル。ナスダックは116P下落の7,050。S&P500は17ポイントマイナスの2,641でした。週明けのダウの値幅は上下900ドルを超え不安定な相場でした。350ドルほど上昇する場面があったダウはその後ずるずる値を下げる展開。午後に、11月に予定される米中首脳会談がうまくいかなければ、トランプ政権がすべての中国製品に関税をかけると発表する方針との一部報道を受け、下げ幅を拡大しました。また、業績への不透明感が浮上しているアマゾンが直近高値から20%以上の下落となり、弱気相場入りするなどナスダックは下げがきつく、5月上旬以来となる7,000を割り込む場面がありました
次にセクター別騰落率は、全面安とはならず、ディフェンシブを中心に5つのセクターが上昇しています。
1 AIの今日の日経平均予想
金融情報サービスを手掛けるQUICKによる、本日のAI(=人工知能)を駆使した日経平均の東京株式相場の予想です。
区分 | 内容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,990円~21,179円 寄り付きは《雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 21,149.80円(-34.80円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 21,030円 |
【大阪/日経(夜間)】 21,020円 |
Echoって何?Echo(エコー)は、音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセット、Kindle本の読み上げなど簡単に音声操作 できます。一度試してみては!また、2017年11月に発売された「エコー」は、当時、スマホのアプリに相当する「スキル」の数が265種類だったが、6月22日時点で約3.8倍の1,ooo種類に達し、国内で販売するAIスピーカーでは最多となりました。
2 専門家の注目ポイント
本日のニュースモーニングサテライトでの専門家による解説です。
区分 | 内容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:111.60円~112.60円 |
注目ポイント「米中間選挙 相場はどう動く?」 中間選挙後の相場への影響について、市場の見方は上院が共和党、下院が民主党であり、これはすでに織り込んでいるため、環境は大きく変わらずゆるやかなドル高・円安になるとみられる。上下両院とも共和党が取るとポジティブサプライズでドル高・円安になるとみられ、上下両院とも民主党が取ると政治的な停滞が出てくる可能性により大幅なドル安・円高になる可能性がある。過去5回の米国中間選挙後の相場を見ると、相場は半年程度で安定する傾向にあるとの見方を示しました。 (ソニーフィナンシャルホールディングスの尾河眞樹氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,800円~21,200円 |
【注目ポイント】「TOPIXの底入れが必須要件」 TOPIXは一番底という展開になっている。株価全体の実態を表すのはTOPIXであり、マーケットが底入れして反転するためにはTOPIXの底入れが絶対に必要となる。世界的にかなり荒れているため買いの目で見てよいが、幅は500円刻みくらいで、下がればまた買うという縦深の投資がよいとの見方を示しました。 (三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘氏 ) |
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【NY証券取引所中継】米株価軟調 悲観続く? | 米国株式市場の動向について、ダウは上下に900ドル以上振れた。朝方は2万5,000ドルの節目を超えていたが、アマゾン・ドット・コムなどハイテクに下げが広がり、その後中国への追加関税の可能性が伝わると一気に下げ足を速めた。ただ、引けで300ドル以上戻しているため、これまで見られなかったセリングクライマックスに近い動きかもしれない。米国の決算シーズンは軟調が続いている。米国の7-9月期決算の実績は25%増益だが、今後についてはアナリストの業績予想引き下げが増えている。2月の株価下落局面では減税効果などで予想の引き上げが続き業績への信頼が相場を支えてきた。しかし、10月の株価下落局面では、ドル高、貿易戦争、コスト増などが浮上し、また、マーケットは減税効果一巡後の織り込みを始めている。アマゾンの決算は利益は予想を大きく上回ったが10-12月期の売上ガイダンスが市場予想の22%に対し10~20%と慎重だった。ただ、小売業界の動向調査を見ると、これまでが特別に強く、今後は減税の押し上げ効果が徐々に剥落して消費活動は所得増並みのペースに落ち着く。中間選挙の不透明感が晴れれば過度な悲観は収まると見られると解説。 (大和証券CMアメリカ・シュナイダー恵子氏) |
3 世界の株価、為替等
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