◼ NYダウ続伸
NYの株価終値は、そろって続伸で、ダウは241ドル高2万5,115ドル。ナスダックは144ポイント上昇の7,305。S&P500は29ポイントプラスの2,711でした。アメリカはきょうが10月最終日。今月大きく下げたダウは最後の2日間で700ドル近く上昇し、なんとか2万5,000ドルを回復しました。月末の取引では、相場全体が弱い中でも買われてきたウォルマートなど消費関連が軟調だった一方で、大きな下げに見舞われた資本財やハイテク、金融などが大幅高となり、下げを埋める動きでした。きのう決算を発表したフェイスブックも大幅高でナスダックをけん引。売上高など予想を下回る面があったものの、投資家の目線が下がっていたとの見方や、新たな収益源に対する期待などもあるようです。
次にセクター別騰落率については、いわゆるFANGを含むセクターが上位に来ています。
1 AIの今日の日経平均予想
金融情報サービスを手掛けるQUICKによる、本日のAI(=人工知能)を駆使した日経平均の東京株式相場の予想です。
区分 | 内容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 21,777円~21,971円 寄り付きは《曇り》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 21,920.46円(+463.17円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 21,770円 |
【大阪/日経(夜間)】 21,780円 |
Echoって何?Echo(エコー)は、音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセット、Kindle本の読み上げなど簡単に音声操作 できます。一度試してみては!また、2017年11月に発売された「エコー」は、当時、スマホのアプリに相当する「スキル」の数が265種類だったが、6月22日時点で約3.8倍の1,ooo種類に達し、国内で販売するAIスピーカーでは最多となりました。
2 専門家の注目ポイント
本日のニュースモーニングサテライトでの専門家による解説です。
区分 | 内容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:112.40円~113.40円 |
注目ポイント「リスクからファンダメンタルズへ」 10月は米国長期金利の上昇や米国株の急落、中間選挙への警戒感などを含めリスクが市場の争点となった。しかし、ここにきて米国株は徐々に下げ渋りをみせ、中間選挙も来週には結果が出る。一方で経済指標を見ると、一部住宅関連指標に弱さもあるが、失業率も49年ぶりの水準に低下している。米国企業の7-9月期の決算発表は総じて好調で、FRBの利上げ政策も当面は継続するとみられる。来週に中間選挙というリスクを残してはいるがISM製造業や2日の雇用統計など重要経済指標の発表をきっかけに市場の焦点が米国ファンダメンタルズや金融政策に回帰するのではないかと考えられ、これが2018年の年末にかけての1ドル=115円台への原動力になるのではないかとみている。 (みずほ証券の鈴木健吾氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:21,700円~22,000円 |
【注目ポイント】「米業績見通し 修正の行方」 米国企業の7-9月期の業績は好調で、先行きの業績に対してはアナリストの予想引き下げが続いているが、全体として見ると中立的な感じで市場予想は悪化していない。注目のセクターは中国の影響を受けにくい金融や公益、不動産といった米国の内需セクター。今後の米国業績の見通しについては、予想修正の方向性が重要となり、見通しが切り上がっていくようであれば米国株に対しても強気なスタンスを維持できるとみている。 (大和証券の壁谷洋和氏 ) |
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【NY証券取引所中継】米株 今が“買い時”? | 米国株式市場の動向について、引け後に発表されたフェイスブックの決算が予想を上回ったことをきっかけとなり大幅上昇して始まった。ダウは一時460ドル近く上げたが引けにかけて上昇幅が半分くらいになっているのでしばらく上下する展開が予想されることから、今が買いの好機と見ている。株式に投資するチャンスというのは市場が怖がっている時であるということが1つ条件として挙げられる。市場がどれだけ怖がっているかを客観的に見るにはVIX指数が最も適切で、米国のVIX指数が25を超えれば“怖がっている”と見てよい。下がっても割安感がなければ下値不安が残るが、S&P500の株価収益率を見ると、約6年ぶりの割安水準にまできている。今後の上昇のきっかけになるものとしては米国投資信託の決算の終了、米国中間選挙の終了があり、また、2019年は米国大統領任期3年目となる。任期3年目は任期4年目の選挙に向けて歴代大統領が最も経済に力を入れてくる年であり、大統領任期3年目は歴史的に飛び抜けたパフォーマンスを示していると解説。 ( ホリコ・キャピタル・マネジメント・堀古英司氏) |
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