日本時間10時から米朝首脳が初会談
トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長が12日、シンガポールで会談します。核・ミサイル開発を推進し、国際社会の非難を浴びた北朝鮮の「完全な非核化」に関する合意が得られるかが最大の焦点で、休戦状態にある朝鮮戦争の終結や、日本人拉致問題も議題となります。
◆NYマーケット
米朝首脳会談はもちろん、FOMCにECB理事会と、今週はビッグイベントが集中するとあって、投資家は動きづらい一日です。目立った指標や買収の動きもなく、株価は概ね小幅高で推移しました。為替、債券も狭いレンジでの取引でした。
株価の終値は、ダウは4日続伸5ドル高の2万5,322ドル、ナスダックは続伸14ポイント上昇の7,659、S&P500も続伸2ポイントプラスの2,782でした。セクター別騰落率は、1%を超える騰落はありませんでした。上昇率トップは生活必需でした。
1 世界の株価
・NYダウ:25,322.31 +5.78(△0.02%)
・ナスダック:7,659.92 +14.41(△0.19%)
・S&P500 : 2,782.00 +2.97(△0.11%)
・イギリスFTSE:7,737.43 +56.36(△0.73%)
・ドイツDAX: 12,842.91 +76.36(△0.60%)
・フランスCAC:5,473.91 +23.69(△0.43%)
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ダウ | △0.02% |
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FTSE100 | △0.73% |
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DAX | △0.60% |
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ボベスパ | ▼0.87% |
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SENSEX | △0.11% |
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上海総合 | ▼0.46% |
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MICEX | ▼0.43% |
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日経平均 | △0.48% |
2 為替、金利、商品
・ドル/円:110.01-04
・ユーロ/円:129.64-67
・ユーロ/ドル:1.1782-83
・米国10年国債:2.953(+0.018)
・米国2年国債:2.524(+0.028)
・NY原油:66.10 +0.36
・NY金先物:1,303.2 +0.5
・CRB指数:199.39 -0.64
3 日経平均きょうの見通し
◆株式先物
・シカゴ/日経先物 : 22,920円
・大阪/日経先物:22,900円
◆AIの日経平均の予想
前日の日経平均終値は、22,804.04(+109.54)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは薄ばれで、上昇して始まりそうです。
日中の予想レンジは、22,766円~22,971円とのこと。
主要な内外指標のうち、6/11のニューヨーク市場ではS&P500指数は小幅高、ナスダック総合指数は小幅高しました。いずれも日経平均にポジティブに働きそうです。このところ日経平均との相関が高まっている英FTSE1000は上昇。これも日経平均の予報にはポジティブです。
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4 注目ポイント
◆今日のドル/円の見通し
ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木氏によると、
予想レンジは109.70円~110.80円としていました。
注目ポイントとしては「米国長期金利のふたは外れるのか」とし、米国の長短金利差(10債-2年債)が縮小するとともにドル指数も低下してきており、景気後退のサインではないかとの懸念もあるが、米国金利差縮小でドル安が続くのかについては、10年債利回りは米国の中立金利で上値が抑えられている状況であり、この「中立金利」とは長期的な政策金利目標であり、現在のところ2.9%としているが、これが上昇するならドル高期待となるとの見方を示しました。
◆今日の日本株の見通し
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸氏によると、
予想レンジは22,800円~23,000円としていました。
注目ポイントとしては「貿易摩擦が日経平均の上値を抑制」とし、米国はナスダックやラッセル2000を見るとわかるように、景気敏感株で景気拡大を反映して最高値を更新している、一方、日経平均は徐々に上向きになってきているものの、比較にならない状況である。日本の内需をみると、4月消費支出は▼1.3%減、1-3月期GDPも▼0.6%減、このうち個人消費も▼0.1%減と景況感が悪化してきており、外需頼みの状況となっている。こうしたことからトランプ政権による貿易問題が日本株に大きく影響していくとの見方を示しました。その中でも個別銘柄では「化粧品」、「食品」や「小売業」の中で伸ばしている企業もあると付け加えました。
5 きょうの株価材料
メルカリ | 公開価格3,000円、時価総額は約4,000億円の見込み |
中外製薬 | 営業利益率20%以上に、研究開発費は積み増し、経費効率化で利益率を向上 |
三井E&S |
商船建造から撤退 |
シーズHD |
8-4月期純利益20%減 |

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