米中通商協議 中国 7.7兆円規模の輸入増 提案か
◆NYマーケット
経済指標が堅調で、アップルなどハイテク株への資金流入は続き、ナスダックは連日で最高値を更新しました。一方ダウは、プラス圏に浮上する時間もありましたが、イタリアの政治不安の再燃などが重しで総じて軟調でした。
株価の終値は、ダウは3日ぶりに反落13ドル安の2万4,799ドル、ナスダックは3日続伸31ポイント上昇の7,637、S&P500も3日続伸1ポイントプラスの2,748でした。セクター別騰落率は、上昇率トップは素材。メーシーズなど百貨店が連日の大幅高で一般消費財をけん引しました。
◆貿易戦争の長短リスクと展望
りそな銀行の黒瀬氏によると、アメリカ・トランプ政権による貿易摩擦は短期中期長期と影響を分析すると、短期中期的にはデメリットも大きいが、 ウィンウィンの関係を目指していることから長期的にはメリットがあるということです。
短期 | 関税引き上げは「増税」、自動車への関税引き下げ(25%)は実質増税 |
中期 | 投資案件の凍結リスク |
長期 | 市場開放 |
1 世界の株価
・NYダウ:24, 799.98 -13.71(▼0.06%)
・ナスダック:7,637.86 +31.40(△0.41%)
・S&P500 : 2,748.80 +1.93(△0.07%)
・イギリスFTSE:7,686 -54.49(▼0.70%)
・ドイツDAX: 12,787.13 +16.38(△0.13%)
・フランスCAC:5,460.95 -11.96(▼0.22%)
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ダウ | ▼0.06% |
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FTSE100 | ▼0.70% |
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DAX | △0.13% |
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ボベスパ | ▼2.49% |
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SENSEX | ▼0.31% |
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上海総合 | △0.74% |
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MICEX | ▼0.23% |
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日経平均 | △0.28% |
2 為替、金利、商品
・ドル/円:109.80-81
・ユーロ/円:128.64-66
・ユーロ/ドル:1.1716-17
・米国10年国債:2.927(-0.009)
・米国2年国債:2.495(-0.012)
・NY原油:65.52 +0.77
・NY金先物:1,302.2 +4.9
・CRB指数:199.18 +0.32
3 日経平均きょうの見通し
◆株式先物
・シカゴ/日経先物 : 22,515円
・大阪/日経先物:22,520円
◆AIの日経平均の予想
前日の日経平均終値は、22,539.54(+63.60)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは☁曇りで、降水確率は55%、前日終値近辺で始まりそうです。
日中の予想レンジは、22,428円~22,630円とのこと。
主要な内外指標のうち、6/5のニューヨーク市場ではナスダック総合指数は上昇して日経平均にポジティブ、一方、フランスCAC40は小幅下落してネガティブに働きそうです。このところ日経平均との相関が高まっている独DAX指数は小幅高。日経平均の予報にはポジティブです。
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4 注目ポイント
◆今日のドル/円の見通し
JPモルガン・チェース銀行の佐々木氏によると、
予想レンジは109.40円~110.40円としていました。
注目ポイントとしては「110円20銭を巡る攻防」とし、200日移動平均線が110円20銭のところを推移しており、20日移動平均線がこれをなかなか抜けないでいるが、世界の実質GDP成長率は、H18年1-3月期は3.0%の底から、18年4-6月期は3.4%の予想となっているので、経済成長が加速し、円安傾向になるとの見方を示しました。
◆今日の日本株の見通し
みずほ証券の三浦氏によると、
予想レンジは22,400円~22,600円としていました。
注目ポイントとしては「裁定解消売りに要警戒」とし、裁定買い残が日経平均に影響するとして、5月以降先物買いが主導して日経平均は上昇してきたが、12日(火)米朝首脳会談やFOMC、13日(水)のFOMC、さらに14日(木)にはECB理事会などのイベント通過後に、裁定解消の売りに要警戒すべきとの見方を示しました。
5 きょうの株価材料
ソフトバンク | 中国子会社株を売却、英国アーム社が中国子会社株の51%を売却→中国の政策変化リスクを抑える狙いか |
アインHD | 純利益△33%増、純利益は105億円△33%増で首都圏での出店戦略などが功を奏した |
ジンズ | 香港に子会社を設立 |
ABCマート |
5月既存店▼5.4%減 |
6 QUICKの注目銘柄
セリア | 既存店売上高 ▼1.2%減(前年比) |
日立 | みずほ証券が日立製作所の目標株価 1,150円→1,200円に引き上げ |
三菱UFJ | JPモルガン証券が三菱UFJFGの目標株価 860円→800円に引き下げ |

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