◼ NYマーケット
(トランプ大統領が)国連という場でグローバリズムを否定する内容の演説を行ったということは極めて印象的でした。中国に対する貿易赤字を受け入れられないと改めて発言しダウの重しになりました。一方で、再びイランに対する強硬姿勢を示したことで北海ブレント原油が高値水準を維持するなど、こちらはエネルギー関連株の買いにつながりました。
株価の終値は、ダウは続落、69ドル安の2万6,492ドル。ナスダックは続伸、14ポイント上昇の8,007。S&P500は3日続落、3ポイントマイナスの2,915でした。
セクター別騰落率は、一般消費財やエネルギーが上昇したほか、セクター分類の変更で構成銘柄が増えた通信は連日で上昇しました。一方公益など8セクターが下げました。
目次
1 AIの今日の日経平均予想
区分 | 内容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 23,876円~24,089円 |
【予測分析】 予想に用いた主要指標のうち、9/25のニューヨーク市場ではナスダック総合指数は小幅高して日経平均にポジティブ、一方、S&P500指数は小幅下落してネガティブに働きそうです。 |
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現物 | 【日経/前日の終値】 23,940.26円(+70.33) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 23,810円 |
【大阪/日経(夜間)】 23,810円 |
Echoって何?Echo(エコー)は、音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセット、Kindle本の読み上げなど簡単に音声操作 できます。一度試してみては!また、2017年11月に発売された「エコー」は、当時、スマホのアプリに相当する「スキル」の数が265種類だったが、6月22日時点で約3.8倍の1,ooo種類に達し、国内で販売するAIスピーカーでは最多となりました。
2 専門家の注目ポイント
区分 | 内容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:112.50円~113.40円 |
注目ポイント:「2021年のFOMC見通し」 新たに公表される2021年のFOMC委員の政策金利見通しが注目されますが、2019年、2020年の見通しについてはFOMCの予想とFF金利先物市場の織り込みには温度差があり、FF金利先物は2021年について利上げ0回と予想している。仮にFOMCが2021年の利上げ見通しを1回にするということになれば市場も利上げを織り込んでくる可能性がある。市場が利上げを織り込んでいった場合のドル/円相場への影響について、日米の2年の金利差とドル/円の相関が強く、2年の金利差が5ベーシスくらい拡大すると1円程度ドル/円が上昇するという形になるという。 (JPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:23,800円~24,100円 |
注目ポイント:「インバウンド関連の戻り」 日本インバウンド指数は夏場までは米中貿易摩擦、人民元安、豪雨などの自然災害で低迷したが、9月は戻り基調となっている。8月の訪日外国人客数は伸びが鈍化しているが、コアとなる中国、台湾、香港からの訪日客数は8月も増加した。また、中国の大手旅行予約サイトによると、10月の大型連休「国慶節」の人気旅行先として日本が初めて第1位に選ばれたという。インバウンド指数の足を引っ張っていた人民元の対円相場に底入れの兆しがみられ、中国政府は通貨の切り下げ競争はしないこと、輸入関税の引き下げを進める方針を明らかにしている。米中貿易摩擦の先行きに油断は許されないが、訪日消費だけでなく帰国後消費拡大の取り込みに成功する日本企業の株価は堅調を取り戻すと解説しました。 (楽天証券経済研究所の香川睦氏 ) |
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【プロの眼】来年の世界経済 下振れリスク | BNPパリバ証券の試算によると来年の世界経済のGDP成長率は3.4%と今年よりも減速する見通し。そしてさらなる世界経済下振れリスクとして、①本格的な貿易戦争、②合意なきブレグジット、③イタリア財政悪化という3つの下押しリスクもあるという。 (BNPパリバ証券の中空麻奈氏) |
3 きょうの株価材料
区分 | 企業名 | 内容 |
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日経 | 東芝・シャープ | 正常融資先へ、大手銀行は財務基盤の安定と経営改善が進んだため、東芝とシャープの債務者区分を引き上げ |
企業 | ユニ・チャーム | タイ紙おむつ会社買収、タイDSGTを約5億3,000万ドル(約6,000億円)で買収、ユニ・チャームでは過去最大規模(海外案件) |
業績 | あさひ | 3-8月期純利益△8%増 |
業績 | CSP | 純利益過去最高へ |
4 QUICKの注目銘柄
企業名 | 内容 | 昨日の終値 |
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千葉銀行 | 900万株(発行済み株式の1.16%)50億円を上限に自社株買い | 781円 -3円 (-0.38%) |
スタンレー電気 | 90万株(発行済み株式の0.55%)30億円を上限に自社株買い | 3,890円 +150円 (+4.01%) |
東京ドーム | 300万株(発行済み株式の3.15%)約29億円を上限に自社株買い | 997円 -19円 (-1.87%) |
5 世界の株価、為替等
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6 関連リンク
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