◼ NYダウ3日続落
FRBは市場の予想通り利上げを決めました。FOMCを受けて株価は下落し、きょうの安値近辺で取引を終えました。声明文はほとんど変更なく、上方修正された今年の経済見通しなどを好感しダウは上昇する場面もありましたが、パウエル議長の会見では、貿易に対する懸念などに言及もあり、下落に転じました。
株価の終値は、ダウは3日続落、106ドル安2万6,385ドル。ナスダックは3日ぶりに反落、17ポイント下落7,990。S&P500は4日続落、9ポイントマイナスの2,905でした。債券市場では、債券が買われ金利は低下しました。12月の利上げはほぼ確実とみられるものの、政策金利の見通しで利上げのゴールを示唆したとの見方から、長期の金利ほど低下しました。
1 AIの今日の日経平均予想
区分 | 内容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 23,838円~24,052円 |
【予測分析】 寄り付きは【小雨】で、下落して始まりそうです。 予想に用いた主要指標のうち、9/26のニューヨーク市場ではナスダック総合指数は小幅下落、S&P500指数は小幅下落しました。いずれも日経平均にネガティブに働きそうです。 | |
現物 | 【日経/前日の終値】 24,033.79円(+93.53) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 23,880円 |
【大阪/日経(夜間)】 23,870円 |
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2 専門家の注目ポイント
区分 | 内容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:112.50円~113.30円 |
注目ポイント:「米利上げ後もドル円は上昇か」 ドル円の上昇継続についてはやや慎重に見ており、今回のFOMCにかけては利上げの織り込みが進むにつれて金利とドル円が上昇してきました。今後2018年内の追加利上げを織り込んで金利とドル円が上昇するかどうかの判断については、今後の物価指標などを待つ必要がある。また、米国の中間選挙や日米通商協議への警戒感もあり、イベント終了後にいったん仕切り直しとなる可能性が高いと考えられる。利上げ後のドル円についてはいったん調整すると見られるが、過去の利上げ後のドル円も利上げ後に調整が見られているとの見方を示しました。 (ニッセイアセットマネジメントの松波俊哉氏 ) | |
今日の日本株の見通し | 予想レンジ:23,800円~24,100円 |
注目ポイント:「2万4千円は割安か割高か?」 日経平均株価は1月の高値に接近している。1月の2万4,000円と足元の2万4,000円は業績との比較でみると意味が大きく異なり、前者は割高だが後者は割安。年末に向けての動きについては基本的に右肩上がりになるとみられるとの見方を示しました。 (野村証券の若生寿一氏 ) | |
【プロの眼】2021年まで利上げ継続は現実的か | 今回のFOMCでFRBは利上げを決め、2021年の経済見通しも発表しました。そして2021年まで景気後退なき経済成長が続き、段階的に利上げして行くとしていたが、この見方には懐疑的になるべきで、むしろ段階的利上げの継続を断念するときがくるのではないかとの見方を示しました。(三菱UFJ銀行の鈴木敏之氏) |
3 きょうの株価材料
区分 | 企業名 | 内容 |
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企業 | 三菱伊勢丹 | 2019年9月伊勢丹府中店、相模原店を、2020年3月新潟三越の3店舗を閉店 |
日経 | 日通 | 中国ー欧州で貨物列車、来年2月の旧正月明けをメドに定期運行「一帯一路」で欧州との物流需要拡大見込む |
日経 | ハイデイ日高 | 営業減益 |
業績 | フジクラ | 今期24%減益 |
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