◼ NYダウ上昇
一部で企業業績に対する警戒感が高まるなど、売り材料がある中でもダウは底堅く推移。百貨店大手メーシーズとアメリカン航空の業績見通し引き下げを受けて、ムードが悪化したものの、投資判断が引き上げられたボーイングなどが支えとなりました。ただFRBのパウエル議長がバランスシートの規模が今よりもかなり小さくなると発言したことをきっかけに一時下げる場面もあり、上値は限定的です。
NYの株価終値は、ダウは122ドル上昇の2万4,001ドル。ナスダックは28ポイントプラスの6,986。S&P500は11ポイント上昇の2,596でした。
1 AIの日経平均予想と株式先物の状況
「今日の日経平均予想」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、お伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、ホットな情報が提供されます。
毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。

区 分 | 内 容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,173円~20,352円 寄り付きは《薄晴れ》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 20,163.80円(-263.26円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 20,340円 |
【大阪/日経(夜間)】 20,350円 |



2 専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:107.70円~108.70円 |
【注目ポイント】「米中貿易協議」 今週から米中貿易協議が始まり、期待感から米国株も上昇。為替でもドル売り人民元買いが継続し、円を含めた他の通貨も対ドルで強含む傾向がみられる。今回の協議でも米中2国間ではあるが為替に関する何らかの合意がなされるのではという憶測からドル売りの動きが大きくなっている可能性がある。他の通貨に対してもドル売りの流れは強まるのかについては、協議が進むにつれて実際に為替水準への言及がなされたりすれば、ドル資産に投資していたマネーフローが逆流する可能性がある。そうすれるとドル円ももう一段レンジを切り下げる展開となるため、今後の米中協議の行方が注目されるとの見方を示しました。 (三菱UFJ銀行NYの平井邦行氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,100円~20,400円 |
【注目ポイント】「配当利回り+α」 東証1部12ヵ月先予想EPSと東証1部12ヵ月先予想DPSを比較すると、EPSのぶれに比べてDPSは安定している。また、この15年間でEPSは2.3倍になったが、DPSは3.5倍になっている。しかもこの数年はガバナンス改革で株主還元を重視するトレンドがあるため、1株当たりの配当の減少は考えにくい。DPSを株価で割った配当利回りを見ると、過去に東証1部の配当利回りが2.5%あたりの水準になってくると、長期的には株価底値のサインになっている。配当の安定性と利回りの評価で下値が支えられやすいという状況になってきたといえる。短期的には下振れ不安が残るが時間を味方にして業績の回復を待つ、という考え方もできるような状況になってきたとの見方を示しました。 (野村証券の若生寿一氏 ) |
3 世界の株価、為替等



4 ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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5 関連リンク



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6 お得な情報
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