◼ NY株続伸 米中貿易協議期待も支えに
ダウは、先週末の大幅高から、週明けもう一段の上昇。米中の貿易協議再開も支えになり、ナスダックを中心に上昇。長期金利が2.7%を下回る環境では成長株に対する見直し買いが入りやすいようでアマゾンは去年のクリスマスイブを底に大きく値を戻しています。きょうの相場でもけん引役になっているほか、ネットフリックスも、アメリカの映画作品などを表彰するゴールデングローブ賞でオリジナル作品の受賞が相次いだことなどを好感し大幅高となっています。
NYの株価終値は、ダウは99ドル上昇の2万3,532ドル。ナスダックは84ポイント上昇の6,823。S&P500は17ポイントプラスの2,549でした。
1 AIの日経平均予想と株式先物
「今日の日経平均予想」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、お伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、ホットな情報が提供されます。
毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。

区 分 | 内 容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,092円~20,270円 寄り付きは《薄晴れ》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 20,038.97円(+477.01円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 20,170円 |
【大阪/日経(夜間)】 20,230円 |



2 専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
---|---|
今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:108.20円~109.20円 |
【注目ポイント】「業績相場への警戒感」 直近1ヵ月の円の対主要通貨パフォーマンスを見ると円の独歩高という状況になっている。年始にアップルの業績下方修正があり円高が大きく進行したという印象が強いが、円の実効レートを見ると2018年の年末から円高の傾向が顕著だったということがわかってくる。北米企業CDSと円実効レートを重ねてみると、北米企業CDSの上昇に追随する形で円の実効レートは上がっている。北米企業CDSはまだ高止まっている状況であるため円が買われやすい状況が続いているといえる。今後については、1月中旬から本格化する米国企業の決算発表の確認が最重要となり、それまでの間は引き続き不安感が根強く、ドル円相場も105円~110円というやや広いレンジで推移するとみられるとの見方を示しました。 (ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,100円~20,300円 |
【注目ポイント】「ネット裁定残高」 海外投資家が先物を大幅に売り越しており、2018年の売越額は12月第3週までで7兆円を超えている。先物が下落すると、先物買いと現物売りの裁定取引が増え現物売りの残高が増加する。また、先物の割高感が解消されるため、先物売りと現物買いの反対売買が進み現物買いの残高が減少する。その結果ネット裁定残高は大きく減少する。ネット裁定残高は一般に5億株を下回ると底入れは近いと解釈されるが、2018年12月21日から3営業日連続でマイナスとなった。このようなネット裁定残高の急激な減少は、現物株の大きな売り圧力となる。ネット裁定残高のマイナスは将来の株価反発のエネルギーが蓄積されているとの見方を示しました。 (三井住友アセットマネジメントの市川雅浩氏 ) |
3 世界の株価、為替等



4 ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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5 関連リンク



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6 お得な情報
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7 メールマガジンのご案内



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