◼ NYマーケット
米中の貿易協議を材料にダウは終日堅調な展開。先週末からの上昇が続いています。米中の次官級による貿易協議は予定の2日間で結論が出なかったものの、協議を翌日も続けるとしたことは両者が前向きに交渉に取り組んでいると受け止められているようです。ボーイングはこの材料に加え、去年の航空機の出荷台数が過去最高だったと発表したこともあり、大幅高でダウをけん引。
NYの株価終値は、ダウは256ドル上昇の2万3,787ドル。ナスダックは73ポイント上昇の6,896。S&P500は24ポイントプラスの2,574でした。
1 AIの日経平均予想と株式先物の状況
「今日の日経平均予想」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、お伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、ホットな情報が提供されます。
毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。

区 分 | 内 容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,247円~20,427円 寄り付きは《薄晴れ》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 20,204.04円(+165.07円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 20,295円 |
【大阪/日経(夜間)】 20,290円 |



2 専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:108.00円~109.50円 |
【注目ポイント】「行き過ぎの修正」 年末年始に各指標はかなり行き過ぎた動きとなった。株価は急落し、利下げ予想が急上昇する場面もあった。このような中、ドル円も年末年始の1週間で7円もの行き過ぎた動きをみせた。足元の米国経済は緩やかな成長を続けており、ドル円も目先2018年12月の急落の半値戻しとなる109円台前半から200日移動平均線がある111円台程度への反発があるとみられるとの見方を示しました。 (みずほ証券の鈴木健吾氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,100円~20,500円 |
【注目ポイント】「短期的には反発方向か?」 年末年始に乱高下したが、短期的にはいったん反発局面の可能性が高くなっている。S&P500連動型ETFの貸株比率が大きく上がっており、これは株を空売りする投資家が増えていることを示している。また、VIX指数も投資家心理が悲観側に振れていることを示している。悲観方向に投資家心理が偏れば追加的な売りは出にくくなり、ちょっとした明るい材料によってむしろ反発しやすくなるという地合いといえる。日本株についても同様のことがいえ、明るい材料が出てくれば反発するとみられる。反発は短期的な動きで日経平均2万2,000円~2万3,000円程度がめどとの見方を示しました。 (JPモルガン証券の阪上亮太氏 ) |
3 世界の株価、為替等



4 ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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5 関連リンク



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