
◼ NYマーケット
NYの株価終値は、そろって反落。ダウは100ドル安の2万5,776ドル。ナスダックは34ポイント下落7,750。S&P500は8ポイントマイナスの2,856でした。小売りの決算、FOMC議事要旨など材料は豊富にある中、米中対立に関する材料はややネガティブなもので、株価はほぼ終日マイナス圏で推移しました。
前の日に、アメリカが中国企業に対する禁輸措置の対象を拡大すると報じられたことは全体の重しになりました。小売りの決算は明暗が分かれたほか、FOMC議事要旨の内容も、しばらくは忍耐強く様子を見るとして、FRBの姿勢に変化がなかったことで株価の方向性を決める材料にはなりませんでした。セクター別騰落率は、上位に公益やヘルスケアなどディフェンシブセクターが並ぶ展開。原油価格が久しぶりに大きく下落したことで、エネルギーの下げが目立ちました。
AIの日経平均予想と株式先物の状況
「AIの日経平均予想」は、毎朝生放送されている「ニュースモーニングサテライト」の番組内容の中で、金融サービスを手掛けるQUICKによるAI(人工知能)の「さきちゃん」の今日の東京市場の予想をお伝えするものです。
またこの番組では、毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられるので、日本株に特に影響のある「シカゴ日経平均先物」なども併せて情報提供したいと思ってます。
区 分 | 内 容 |
---|---|
AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 21,191円~21,378円 寄り付きは《雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 21,283.37円(+10.92円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 21,230円 |
【大阪/日経(夜間)】 21,230円 |
5月の日経平均予想騰落結果
5月のAI(さきちゃん)による日経平均予想レンジの騰落結果です。
日付 | AI予想レンジ | 日経平均始値 | 日経平均終値 | 騰落結果 |
---|---|---|---|---|
5/30 (木) | 20,880円~21,065円 【下落予想】 前日の終値21,003.37円 | 20,881.50円 | 20,942.53円 (-60.84円) | 当たり |
5/29 (水) | 21,058円~21,245円 【下落予想】 前日の終値21,260.14円 | 21,055.42円 | 21,003.37円 (-256.77円) | 当たり |
5/28 (火) | 21,033円~21,219円 【下落予想】 前日の終値21,182.58円 | 21,187.17円 | 21,260.14円 (+77.56円) | ハズレ |
5/27 (月) | ー | 21,148.46円 | 21,182.58円 (+65.36円) | ー |
5/24 (金) | 20,762円~20,948円 【下落予想】 前日の終値21,283.37円 | 20,980.79円 | 21,117.22円 (-33.92円) | ハズレ |
5/23 (木) | 21,191円~21,378円 【横這い予想】 前日の終値21,283.37円 | 21,180.24円 | 21,151.14円 (132.23円) | ハズレ |
5/22 (水) | 21,313円~21,501円 【上昇予想】 前日の終値21,272.45円 | 21,373.52円 | 21,283.37円 (+10.92円) | ハズレ |
5/21 (火) | 21,111円~21,298円 【下落予想】 前日の終値21,301.73円 | 21,211.26円 | 21,272.45円 (-29.28円) | 当たり |
5/20 (月) | ー | 21,305.97円 | 21,301.73円 (+51.64円) | ー |
5/17 (金) | 21,128円~21,313円 【上昇予想】 前日の終値21,062.98円 | 21,246.86円 | 21,250.09円 (+187.11円) | 当たり |
5/16 (木) | 21,070円~21,256円 【横這い予想】 前日の終値21,188.56円 | 21,153.20円 | 21,062.98円 (-125.58円) | ハズレ |
5/15 (水) | 21,049円~21,234円 【上昇予想】 前日の終値21,067.23円 | 21,112.85円 | 21,188.56円 (+121.33円) | 当たり |
5/14 (火) | 20,697円~20,883円 【下落予想】 前日の終値21,191.28円 | 20,870.77円 | 21,067.23円 (-124.05円) | 当たり |
5/13 (月) | ー | 21,180.74円 | 21,191.28円 (-153.64円) | ー |
5/10 (金) | 21,104円~21,293円 【下落予想】 前日の終値21,402.13円 | 21,431.81円 | 21,344.92円 (-57.21円) | ハズレ |
5/9 (木) | 21,488円~21,678円 【下落予想】 前日の終値21,602.59円 | 21,492.91円 | 21,402.13円 (-200.46円) | 当たり |
5/8 (水) | 21,558円~21,751円 【下落予想】 前日の終値21,923.72円 | 21,628.04円 | 21,602.59円 (-321.13円) | 当たり |
5/7 (火) | 21,995円~22,191円 【下落予想】 4/26の終値22,258.73円 | 22,184.40円 | 21,923.72円 (-335.01円) | 当たり |
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の4月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の3月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の2月の日経平均予想騰落率



専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
---|---|
今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:110.00円~110.90円 |
【注目ポイント】「実質新年度入りの外貨証券投資」 日本の投資家は国内ではリターンがなく外に行かざるをえない。10連休前は1月3日のドル円の急落と同様のことが起きることを恐れて海外投資を控えていた。外貨証券投資に伴う円売り推計額を見ると、新年度に入ると円売りが入るが、2019年はGW期間中の円高を恐れてむしろ円買いとなった。現在のように109円台でドル円の下げが止まり反発が始まっているとなると、そろそろ円売りを行いながら外債投資・外貨投資が始まり、実質新年度入りの円売りが始まるとみられる。 一方、今週は国内1-3月期のGDPが発表され、それに伴って消費税率引き上げが延期される可能性があるともいわれている。そうなった場合の円相場への影響について、過去に安倍晋三首相は2回消費増税を延期しているが、2回とも延期発表に向けて1ヵ月間ドル円相場は上昇して日経平均株価も上昇している。今回もドル円相場は円安方向に行きやすくなるとみられ、114円くらいまでのドル高円安はあるとの見方を示しました。 (JPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏 ) |
|
今日の日本株の見通し | 予想レンジ:21,100円~21,350円 |
【注目ポイント】「バリュー株指数の下げ止まりに注目」 5月位入り米中貿易摩擦への警戒感から日本株は下落している。TOPIXのバリュー指数とグロース指数で5月のパフォーマンスを比較してみると、割安感があるといわれるバリュー株指数の下落が大きくなっている。業種別PBERが1倍を割り込んでいる相対的に割安な業種のパフォーマンスを見ると、銀行や輸送用機器、海運などが大きく下落している。 割安な業種はグローバル景気に影響を受けやすい業種が多く、世界経済の先行きに対する警戒感がバリュー指数の下落につながっているといえる。影響がどこまで広がるかは不透明だが、このバリュー株指数が下げ止まるとみている。米中貿易摩擦の解消が1番のポイントになるが、それ以外では、米国のエコノミックサプライズ指数に注目している。2月以降は予想に対して悪い傾向が目立ったが、足元では予想を上回る指標が続いている。この流れが続いていけば米国の景気に対する過度な警戒感が後退し、米国企業の上昇に伴う円安がバリュー指数の下げ止まりにつながっていくとの見方を示しました。 (東海東京調査センターの仙石誠氏 ) |
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世界の株価、為替等



ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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