
◼ NYマーケット
NYの株価終値は、そろって大きく続落。ダウは286ドル安の2万5,490ドル。ナスダックは122ポイント下落7,628。S&P500は34ポイントマイナスの2,822でした。米中の対立が長引くとの見方、そして貿易摩擦が世界経済を減速させるとの警戒感が強まり、リスクオフの動き。
NYの株式相場はまとまった下げになりました。ダウの下げ幅は一時450ドルほどまで拡大しました。中国の商務省から、アメリカが誤った行動を是正する必要があるとの認識が示され、米中の対立が引き続き意識される展開。こうした貿易摩擦の影響が、ヨーロッパ、アメリカの経済指標に表れたことで、景気減速に対する警戒感が一気に高まりました。市場が予想する年内の利下げ確率は80%にまで上昇しています。続いてセクター別騰落率は、ディフェンシブセクターが上昇する一方、原油価格の6%近い急落を受けて、エネルギーの下げがきつくなっています。
AIの日経平均予想と株式先物の状況
「AIの日経平均予想」は、毎朝生放送されている「ニュースモーニングサテライト」の番組内容の中で、金融サービスを手掛けるQUICKによるAI(人工知能)の「さきちゃん」の今日の東京市場の予想をお伝えするものです。
またこの番組では、毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられるので、日本株に特に影響のある「シカゴ日経平均先物」なども併せて情報提供したいと思ってます。
区 分 | 内 容 |
---|---|
AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,762円~20,948円 寄り付きは《大雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 21,151.14円(-132.23円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 20,860円 |
【大阪/日経(夜間)】 20,860円 |
5月の日経平均予想騰落結果
5月のAI(さきちゃん)による日経平均予想レンジの騰落結果です。
日付 | AI予想レンジ | 日経平均始値 | 日経平均終値 | 騰落結果 |
---|---|---|---|---|
5/30 (木) | 20,880円~21,065円 【下落予想】 前日の終値21,003.37円 | 20,881.50円 | 20,942.53円 (-60.84円) | 当たり |
5/29 (水) | 21,058円~21,245円 【下落予想】 前日の終値21,260.14円 | 21,055.42円 | 21,003.37円 (-256.77円) | 当たり |
5/28 (火) | 21,033円~21,219円 【下落予想】 前日の終値21,182.58円 | 21,187.17円 | 21,260.14円 (+77.56円) | ハズレ |
5/27 (月) | ー | 21,148.46円 | 21,182.58円 (+65.36円) | ー |
5/24 (金) | 20,762円~20,948円 【下落予想】 前日の終値21,283.37円 | 20,980.79円 | 21,117.22円 (-33.92円) | ハズレ |
5/23 (木) | 21,191円~21,378円 【横這い予想】 前日の終値21,283.37円 | 21,180.24円 | 21,151.14円 (132.23円) | ハズレ |
5/22 (水) | 21,313円~21,501円 【上昇予想】 前日の終値21,272.45円 | 21,373.52円 | 21,283.37円 (+10.92円) | ハズレ |
5/21 (火) | 21,111円~21,298円 【下落予想】 前日の終値21,301.73円 | 21,211.26円 | 21,272.45円 (-29.28円) | 当たり |
5/20 (月) | ー | 21,305.97円 | 21,301.73円 (+51.64円) | ー |
5/17 (金) | 21,128円~21,313円 【上昇予想】 前日の終値21,062.98円 | 21,246.86円 | 21,250.09円 (+187.11円) | 当たり |
5/16 (木) | 21,070円~21,256円 【横這い予想】 前日の終値21,188.56円 | 21,153.20円 | 21,062.98円 (-125.58円) | ハズレ |
5/15 (水) | 21,049円~21,234円 【上昇予想】 前日の終値21,067.23円 | 21,112.85円 | 21,188.56円 (+121.33円) | 当たり |
5/14 (火) | 20,697円~20,883円 【下落予想】 前日の終値21,191.28円 | 20,870.77円 | 21,067.23円 (-124.05円) | 当たり |
5/13 (月) | ー | 21,180.74円 | 21,191.28円 (-153.64円) | ー |
5/10 (金) | 21,104円~21,293円 【下落予想】 前日の終値21,402.13円 | 21,431.81円 | 21,344.92円 (-57.21円) | ハズレ |
5/9 (木) | 21,488円~21,678円 【下落予想】 前日の終値21,602.59円 | 21,492.91円 | 21,402.13円 (-200.46円) | 当たり |
5/8 (水) | 21,558円~21,751円 【下落予想】 前日の終値21,923.72円 | 21,628.04円 | 21,602.59円 (-321.13円) | 当たり |
5/7 (火) | 21,995円~22,191円 【下落予想】 4/26の終値22,258.73円 | 22,184.40円 | 21,923.72円 (-335.01円) | 当たり |
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の4月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の3月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の2月の日経平均予想騰落率



専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:109.30円~110.00円 |
【注目ポイント】「荒波に もまれて たくましく」 中長期的にはドル円は下落トレンドと見込んでいるが、短期的には米中通商交渉という荒波を背景としたドル円の下落は小休止するのではないかと考えられる。2018年を振り返ると、米中問題に関するニュースで上下する局面もみられたが、その影響は長続きせず、結局、各国中銀に対する思惑の方が大きかった。 今回も米国・ドナルドトランプ大統領が突然中国への追加関税を発表したことで市場に大きな波風を立てたが、ドル円にその忍耐力が徐々に備わっていくことで影響力は薄れ、レンジ相場の様相を強くするとみられる。米中要人が交渉は芳しくないなどの発言をするとドル円は一時的に値を崩すだろうが市場ではある程度想定している内容であるため下値は5月の底値近辺で支えられ、その後は金利差を狙ったドル円の買いが入って111円台程度まで上昇余地があると見込まれる。 一方、可能性は低いが、リスクシナリオとして交渉の全面中止などの全く新しい局面に入ると、市場参加者も準備ができておらず一段の下落に注意する必要がある。 (三井住友信託銀行NYの持田拓也氏) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,750円~20,950円 |
【注目ポイント】「拡大する株主還元」 東証1部上場企業の当期利益を見ると、2018年度は6%下落し、2019年度は3%増加ということで高水準だが伸び悩んでいる。その中で企業は投資家の株主還元の要求に応える動きが広がっている。 年間配当総額を見ると10年間連続で増加していて、自社株買いは2018年度比で9割増加する見込みで、2年度連続の大幅増加が見込まれている。マーケットは米中貿易戦争の懸念から下押し圧力がかかることがあるが、株主還元の強化が下支えとなり、下落圧力を一部相殺するという動きがこれから見られるとの見方を示しました。 (岡三証券の阿部健児氏 ) |
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世界の株価、為替等



ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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