
◼ NYマーケット
NYの株価終値は、そろって続落。ダウは221ドル安の2万5,126ドル。ナスダックは60ポイント下落7,547。S&P500は19ポイントマイナスの2,783でした。前の日の取引終盤から見られた金利の低下が続き、NYの株式相場は、引き続き債券市場をにらんだ展開。ダウは2月8日以来の2万5,000ドルを割り込む場面もありました。
世界的に景気の減速に対する警戒感が高まり、債券買い、株安の流れ。ダウの下げ幅は一時400ドルを超えました。米中の通商協議において前向きな材料が見られないことなどが金利の低下を招き、債券市場発の株安につながっているようです。続いてセクター別騰落率は、11セクターすべて下げました。前の日同様、ディフェンシブが下げる展開。金利の低下で買われやすいセクターからも資金が流出しています。
AIの日経平均予想と株式先物の状況
「AIの日経平均予想」は、毎朝生放送されている「ニュースモーニングサテライト」の番組内容の中で、金融サービスを手掛けるQUICKによるAI(人工知能)の「さきちゃん」の今日の東京市場の予想をお伝えするものです。
またこの番組では、毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられるので、日本株に特に影響のある「シカゴ日経平均先物」なども併せて情報提供したいと思ってます。
区 分 | 内 容 |
---|---|
AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,880円~21,065円 寄り付きは《雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 21,003.37円(-256.77円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 20,875円 |
【大阪/日経(夜間)】 20,910円 |
5月の日経平均予想騰落結果
5月のAI(さきちゃん)による日経平均予想レンジの騰落結果です。
日付 | AI予想レンジ | 日経平均始値 | 日経平均終値 | 騰落結果 |
---|---|---|---|---|
5/30 (木) | 20,880円~21,065円 【下落予想】 前日の終値21,003.37円 | 20,881.50円 | 20,942.53円 (-60.84円) | 当たり |
5/29 (水) | 21,058円~21,245円 【下落予想】 前日の終値21,260.14円 | 21,055.42円 | 21,003.37円 (-256.77円) | 当たり |
5/28 (火) | 21,033円~21,219円 【下落予想】 前日の終値21,182.58円 | 21,187.17円 | 21,260.14円 (+77.56円) | ハズレ |
5/27 (月) | ー | 21,148.46円 | 21,182.58円 (+65.36円) | ー |
5/24 (金) | 20,762円~20,948円 【下落予想】 前日の終値21,283.37円 | 20,980.79円 | 21,117.22円 (-33.92円) | ハズレ |
5/23 (木) | 21,191円~21,378円 【横這い予想】 前日の終値21,283.37円 | 21,180.24円 | 21,151.14円 (132.23円) | ハズレ |
5/22 (水) | 21,313円~21,501円 【上昇予想】 前日の終値21,272.45円 | 21,373.52円 | 21,283.37円 (+10.92円) | ハズレ |
5/21 (火) | 21,111円~21,298円 【下落予想】 前日の終値21,301.73円 | 21,211.26円 | 21,272.45円 (-29.28円) | 当たり |
5/20 (月) | ー | 21,305.97円 | 21,301.73円 (+51.64円) | ー |
5/17 (金) | 21,128円~21,313円 【上昇予想】 前日の終値21,062.98円 | 21,246.86円 | 21,250.09円 (+187.11円) | 当たり |
5/16 (木) | 21,070円~21,256円 【横這い予想】 前日の終値21,188.56円 | 21,153.20円 | 21,062.98円 (-125.58円) | ハズレ |
5/15 (水) | 21,049円~21,234円 【上昇予想】 前日の終値21,067.23円 | 21,112.85円 | 21,188.56円 (+121.33円) | 当たり |
5/14 (火) | 20,697円~20,883円 【下落予想】 前日の終値21,191.28円 | 20,870.77円 | 21,067.23円 (-124.05円) | 当たり |
5/13 (月) | ー | 21,180.74円 | 21,191.28円 (-153.64円) | ー |
5/10 (金) | 21,104円~21,293円 【下落予想】 前日の終値21,402.13円 | 21,431.81円 | 21,344.92円 (-57.21円) | ハズレ |
5/9 (木) | 21,488円~21,678円 【下落予想】 前日の終値21,602.59円 | 21,492.91円 | 21,402.13円 (-200.46円) | 当たり |
5/8 (水) | 21,558円~21,751円 【下落予想】 前日の終値21,923.72円 | 21,628.04円 | 21,602.59円 (-321.13円) | 当たり |
5/7 (火) | 21,995円~22,191円 【下落予想】 4/26の終値22,258.73円 | 22,184.40円 | 21,923.72円 (-335.01円) | 当たり |
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の4月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の3月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の2月の日経平均予想騰落率



専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
---|---|
今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:109.25円~110.25円 |
【注目ポイント】「米中貿易戦争下で動かぬドル円」 ここ最近のドル円は109円台での小動きとなっている。理由は2つあり、まず貿易戦争の激化はリスク回避の円高圧力を強める一方、他通貨市場では貿易戦争の敗者になりそうな国の通貨が売られて、勝者の国の通貨とみなされるドルが買われるのでドル高が進む。結果的にドル実効レートは上昇基調で推移するため一方的な円高は起きにくくなっていると思われる。もう1つの背景は、日本の金利が低すぎること。現在日本の長期金利はマイナス圏に沈んでいるが、2019年度中に償還される10年国債のうち、民間の保有残高はおよそ20兆円もある。現在は平均1.4%ほどの利息収入があるこれらの国債が満期償還を迎えても日本国内の金利は低すぎてまともな金利を稼げる投資先がない。 一方、米国国債の金利は主要先進国の中で最も高く、短期債で2%を超える利子を稼げる。このためドルの値段がある程度まで下がってくると対外証券投資の流出圧力が強まり、ドルの下値を支える構図が近年強まっている。当面のドル円は上値の重さと下値の堅さが共存して方向感の出にくい展開が続くと思われるとの見方を示しました。 (三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,800円~21,000円 |
【注目ポイント】「市場連動性低い内需株の優位性」 市場との連動性が低い「低ベータ株」のパフォーマンスが相対的に好調になっている。低ベータの代表的な業種は食品や薬品、小売り、サービスといった主に内需系のセクター。6月下旬にG20を控えているため、そこまではマーケットも膠着状態が続くとみられ、低ベータ株の優位性をサポートするとみられる。 また、低ベータ株のPBRはまだ2016年や2018年ほどの水準ではなく、上昇余地がある。貿易問題を意識すると、リスク回避の裏返しとしての低ベータ株、内需株物色が継続するとの見方を示しました。 (大和証券の壁谷洋和氏 ) |
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世界の株価、為替等



ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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