トヨタ自動車は、きのう2019年3月期の決算を発表しました。日本の上場企業として初めて売上高が30兆円を超えました。トヨタは今後、自動運転など次世代技術への研究開発費の割合を現在の4割から5割に引き上げると明らかにしました。
◼ NYダウ 小幅高で取引終える
NYダウは3日ぶりに反発、2ドル高の2万5,967ドル。ナスダックは3日続落、20ポイント下落の7,943。S&P500も3日続落、4ポイント下落の2,879でした。前日の大幅安から相場は落ち着きを取り戻したものの、9日から行われる米中通商協議を前に動きづらい展開です。
アメリカが正式に10日の関税引き上げを通知し、中国も対抗姿勢を示すなど不安材料も出てきましたが、9日には中国の劉鶴副首相が訪米し関税の引き上げが実施されるか明らかになることもあって、様子見ムードの強い一日でした。セクター別騰落率で上昇したのはヘルスケア、不動産、資本財の3セクター。公益が一部決算を材料に大きく下げたほかは小動きでした。
AIの日経平均予想と株式先物の状況
「AIの日経平均予想」は、毎朝生放送されている「ニュースモーニングサテライト」の番組内容の中で、金融サービスを手掛けるQUICKによるAI(人工知能)の「さきちゃん」の今日の東京市場の予想をお伝えするものです。
またこの番組では、毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられるので、日本株に特に影響のある「シカゴ日経平均先物」なども併せて情報提供したいと思ってます。
区 分 | 内 容 |
---|---|
AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 21,488円~21,678円 寄り付きは《雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 21,602.59円(-321.13円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 21,525円 |
【大阪/日経(夜間)】 21,530円 |
5月の日経平均予想騰落結果
5月のAI(さきちゃん)による日経平均予想レンジの騰落結果です。
日付 | AI予想レンジ | 日経平均始値 | 日経平均終値 | 騰落結果 |
---|---|---|---|---|
5/30 (木) | 20,880円~21,065円 【下落予想】 前日の終値21,003.37円 | 20,881.50円 | 20,942.53円 (-60.84円) | 当たり |
5/29 (水) | 21,058円~21,245円 【下落予想】 前日の終値21,260.14円 | 21,055.42円 | 21,003.37円 (-256.77円) | 当たり |
5/28 (火) | 21,033円~21,219円 【下落予想】 前日の終値21,182.58円 | 21,187.17円 | 21,260.14円 (+77.56円) | ハズレ |
5/27 (月) | ー | 21,148.46円 | 21,182.58円 (+65.36円) | ー |
5/24 (金) | 20,762円~20,948円 【下落予想】 前日の終値21,283.37円 | 20,980.79円 | 21,117.22円 (-33.92円) | ハズレ |
5/23 (木) | 21,191円~21,378円 【横這い予想】 前日の終値21,283.37円 | 21,180.24円 | 21,151.14円 (132.23円) | ハズレ |
5/22 (水) | 21,313円~21,501円 【上昇予想】 前日の終値21,272.45円 | 21,373.52円 | 21,283.37円 (+10.92円) | ハズレ |
5/21 (火) | 21,111円~21,298円 【下落予想】 前日の終値21,301.73円 | 21,211.26円 | 21,272.45円 (-29.28円) | 当たり |
5/20 (月) | ー | 21,305.97円 | 21,301.73円 (+51.64円) | ー |
5/17 (金) | 21,128円~21,313円 【上昇予想】 前日の終値21,062.98円 | 21,246.86円 | 21,250.09円 (+187.11円) | 当たり |
5/16 (木) | 21,070円~21,256円 【横這い予想】 前日の終値21,188.56円 | 21,153.20円 | 21,062.98円 (-125.58円) | ハズレ |
5/15 (水) | 21,049円~21,234円 【上昇予想】 前日の終値21,067.23円 | 21,112.85円 | 21,188.56円 (+121.33円) | 当たり |
5/14 (火) | 20,697円~20,883円 【下落予想】 前日の終値21,191.28円 | 20,870.77円 | 21,067.23円 (-124.05円) | 当たり |
5/13 (月) | ー | 21,180.74円 | 21,191.28円 (-153.64円) | ー |
5/10 (金) | 21,104円~21,293円 【下落予想】 前日の終値21,402.13円 | 21,431.81円 | 21,344.92円 (-57.21円) | ハズレ |
5/9 (木) | 21,488円~21,678円 【下落予想】 前日の終値21,602.59円 | 21,492.91円 | 21,402.13円 (-200.46円) | 当たり |
5/8 (水) | 21,558円~21,751円 【下落予想】 前日の終値21,923.72円 | 21,628.04円 | 21,602.59円 (-321.13円) | 当たり |
5/7 (火) | 21,995円~22,191円 【下落予想】 4/26の終値22,258.73円 | 22,184.40円 | 21,923.72円 (-335.01円) | 当たり |
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の4月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の3月の日経平均予想騰落率
■ AI(人工知能)「さきちゃん」の2月の日経平均予想騰落率

専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
---|---|
今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:109.60円~110.40円 |
【注目ポイント】「円高加速のリスク」 米中通商協議の結果については期限の延期がメインに考えられる。米国の金融政策の緩和的スタンスと中国の財政出動によって株・景気ともに腰折れを回避できている状況にあり、米中ともこの状況を壊したくはない筈。中国側の譲歩は必要になるが今回も時間を買うことで妥協点を見出すことになるとみられ、この場合は111円台への回帰が予想される。 リスクシナリオは交渉決裂からの関税引き上げ開始だが、米国では4月のPPI、CPIと物価関連の指標が連日続くため下落方向には一層注意を要する。物価の内容次第では市場への影響が大きくなる。5月のFOMCでは「物価の下落は一時的な要因によるものである」との指摘がなされており、利下げを迫る市場の期待をいなした直後であるだけに、物価への注目度は増している。単月の指標のみで政策判断がなされるわけではないが、指標が弱かった場合の市場の反応は大きいとみられる。そうなった場合の今後のドル円の水準については、交渉決裂と物価軟調の両方がそろってしまった場合には107円台も視野に入れる必要があるとの見方を示しました。 (三菱UFJ信託銀行の小林浩一氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:21,450円~21,650円 |
【注目ポイント】「改善が鈍いファンダメンタルズ」 ファンダメンタルズが期待したほどには改善してきていない。日本の大型連休中に出てきた海外の経済統計をみると、米国の雇用統計などは強かったがその一方で中国のPMIは弱かった。特に中国の製造業PMIは4月に反落。日本の企業業績も冴えない状況。現在の調整は短期的な動きにとどまらない可能性があり、一時2万円を割るほどの調整となっておかしくはないとの見方をしましました。 (JPモルガン証券の阪上亮太氏 ) |



世界の株価、為替等



ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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