「今日の日経平均」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、日本株式市場がはじまる前までにできる限り分かり易くお伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、米国の市場がサマータイムが始まる4月から日本時間で午前5時までの取引時間となっており、取引終了後に始まることから、ホットな情報が提供されます。
毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。
月曜日は、タイトルを「AIによる日経平均の先週の実績と今週の予測」として、先週の実績と今週の見通しをまとめるとともに、今日の日経平均も合わせてお伝えすることとしています。
NYダウ 先週末は続落
◆NYマーケット
金曜日の株価の終値は、ダウは続落、58ドル安の24,753ドル、ナスダックは反発、S&P500は続落でした。
1 世界の株価
・NYダウ:24,753.09 -58.67(▼0.24%)
・ナスダック:7,433.85 +9.42(△0.13%)
・S&P500 : 2,721.33 -6.43(▼0.24%)
2 為替
・ドル/円:109.74-76
・ユーロ/円:128.23-26
・ユーロ/ドル:1.1682-86
3 先読みAI先週の予測結果
・日経平均 ⇒ 上昇の予測 ⇒ ✖
・東証マザーズ指数 ⇒ 下落の予測 ⇒ ✖
・ドル/円 ⇒ 上昇と予測 ⇒ ✖
・WTI原油先物価格 ⇒ 上昇と予測 ⇒ ✖
◆先週の日経平均詳細
4 先読みAI今週の予測
《 日経平均は下落と予測》
・予想レンジは、21,928円98銭~22,944円63銭
■先読みAIの予測分析
メジャーSQの2週間前というタイミングも絡んで、指数に連動したファンドの動きには警戒が必要
《 東証マザーズ指数は下落と予測》
・予想レンジは、1,110.79~1,193.23
《ドル/円は下落と予測》
・予想レンジは、107円78銭~110円80銭
《WTI原油先物は下落と予測》
・予想レンジは、64ドル89セント~70ドル25セント
《 今週の注目セクター》
・小売業
・化学
・ガラス・土石
・情報通信
・精密機器
5 日経平均きょうの見通し
《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 22,345円
・大阪/日経先物:22,350円
《AIの予想》
前日の日経平均終値は、22,450.79円(+13.78)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは曇りで、降水確率は54%です。横ばい圏で始まりそうです。日中の予想レンジは、22,315円~22,517円とのこと。
主要な内外指標のうち、5/25のニューヨーク市場ではS&P500指数は小幅下落して日経平均にネガティブ、一方、ナスダック総合指数は小幅高してポジティブに働きそうです。このところ日経平均との相関が高まっているシカゴ日経平均先物(円建て)は小幅高で、日経平均の予報にはポジティブです。
6 注目ポイント
◆今日のドル/円の見通し
クレディ・アグリコル銀行の斎藤氏によると、予想レンジは19.20円~110.20円としていました。注目ポイントとしては「ドル高基調に変化?」とし、先週はドル/円相場が下落したが相場のセンチメントが変わったわけではなく、RSIが70%を超えてきたタイミングで米国・ドナルドトランプ大統領が通商拡大法232条の調査を命じ貿易摩擦が激化する懸念が高まったことや地政学的リスクが高まった結果と考えられる。
目先は3月26日から5月21日の高安の半値戻しとなる107円99銭をサポートラインとして今後も底堅い展開が続くと予想しました。
このRSI指数とは値動きの強弱を数値で表し、買われすぎなのか売られ過ぎなのかを判断する手法です。一般的にRSIが25%から20%を割り込むと買いシグナ(売られすぎ)、70%から80%を上抜けてくると売りシグナル(買われすぎ)と言われています。
◆今日の日本株の見通し
インベストラストの福永氏によると、予想レンジは22,350円~22,650円としていました。注目ポイントとしては「法人企業景気予測調査」とし、法人企業景気予測調査は6月13日に発表されるが、5月末になって企業決算が出揃い、今期の見通しがはっきりしたところで確認したいのが「法人企業景気予測調査」である。
今回の調査は4-6月期の予測に加えて通期の見通しもアップデートされる。第1四半期の結果を予測するために重要な判断材料となる。予測調査の結果が前回の結果を上回るのかに注目している。
3月発表のこの調査では、売上高△1.5%増に対し、経常利益は▼1.2%減であったが、4-6月期が終わった後でどのような数字がでるか注目している。経常利益が上がれば株価の上振れ要因になるし、下がれば下振れ要因になる。
7 きょうの株価材料
富士フイルムHD | 露製薬大手と提携 製薬「アールファーム」Gと提携しロシアで医療機器やサポリの販売へ |
パイオニア | 特損13億円計上 欧州子会社が欧州委員会の調査を受けて、損失額として約13億円を見込む |
三菱重工 | ジェイテクトと協議中止 |
サツドラHD | ヒット商品AIで開発 |
8 QUICKの注目銘柄
京セラ | 子会社2社の吸収合併を発表 |
住友重工 | 伊モーターメーカーの子会社化を発表 |
ホシデン | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券がオアーバーウエートからニュートラルに引き下げ |

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