◼ NYマーケット
今年最後のビッグイベントとして注目されたFOMCの結果を受けて、ダウは急落。年初来の安値圏に突入。利上げの決定と、来年の利上げ見通しの下方修正は予想通りだったものの、ダウは声明文と見通しの発表直後に300ドルほどあった上昇分をすべて吐き出しました。その後、パウエル議長の会見を受けて一段安。利上げペースを緩める理由として経済成長の減速に言及したことが、株式市場では嫌気されたようです。債券市場では、長期の金利ほど低下が顕著です。政策金利の長期見通しを2.75%に引き下げたことで、10年債利回りはその水準を下回り、4月上旬以来の2.7%台前半をつけています。
NYの株価終値は、ダウは351ドル安の2万3,323ドル。ナスダックは147ポイント下落の6,636。S&P500は39ポイントマイナスの2,506でした。
1 AIによる12月20日(木)の日経平均予想
「AIによる今日の日経平均予想」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、お伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、ホットな情報が提供されます。
毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。

区 分 | 内 容 |
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AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,867円~21,053円 寄り付きは《雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 20,987.92円(-127.53円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 20,630円 |
【大阪/日経(夜間)】 20,600円 |
Amazon Echoは、Amazon製のスマートスピーカーです。Amazon製のAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」が搭載されており、話しかけるだけで様々なことが可能です。音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、①音楽配信サービスで音楽再生、②天気予報を聞く、③ニュースを聞く、④様々な質問に答える、⑤スケジュール管理、⑥アラーム・タイマ、⑦Amazon Primeでのショッピング、⑧スマートホーム連携(家電操作)、⑨本の読み上げ(日本未対応)、⑩Fire TV連動の動画コントロール(日本未対応)、⑪メッセージ送信・読み上げ(日本未対応)など何かしら応答をしてくれます。
2 専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:111.80円~112.80円 |
【注目ポイント】「慎重すぎる市場の見方」 インフレ率を差し引いた実質金利はまだ現状は低水準であり、この先も利上げは続くとみられる。2019年はドル安・円高という見方が多い。米中の交渉期限など2019年の年初はリスクイベントが続く。その中で積み上がっている円売りポジションが買い戻しを受けると円高のリスクが短期的にはある。ただ、米国の景気はソフトランディングであり、金利のレベルはしばらくは維持されるとみられる。日欧との景況格差、金利差によってドルに資金が流入することは変わらず、ドル円相場に関しては110円は底堅いとみられるとのの見方を示しました。 (FPG証券の深谷幸司氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,500円~21,000円 |
【注目ポイント】「2015年相場の再来か?」 10月以降、世界的な景気減速が懸念され株価や原油価格が下落基調にあるが、2015年にも似たような状況があった。2015年8月のチャイナショック以降、中国景気の減速懸念から中国の製造業PMI、原油などの資源価格も急落して日本企業の業績悪化懸念から日経平均も大きく下落した。主要な3月期決算の企業の経常利益を見ると、過去5年はいずれも2桁以上の上振れ着地をしている。2015年度も11%の上方修正となった。業績が堅調であることを確認して株価が上昇に戻ったという格好。今回については、米欧ともに金融緩和が終わったこと、米中関係という懸念材料があることがこれまでと違う点であり、米中関係がこれ以上悪化しなければという条件つきではあるが、2019年度の業績予想が出そろう5月か6月ころから株価が上昇基調に戻る可能性があるとの見方を示しました。 (ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏 ) |
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【NY証券取引所中継】FOMC 市場の反応は? | FOMCの市場の反応について、FOMCの決定は市場が描いていたベストシナリオではなかった。声明文で「さらなる段階的な利上げを行う」という文言を残したことは若干タカ派的であり、「世界経済の動向を注視する」との表現を追加したことや、米国FRB・パウエル議長がインフレの鈍化を示唆したことは、FRBによる景気認識が後退したと解釈されたとみられる。金利低下や株式の下落にはそれらが背景にあったと考えられる。今回の市場の反応は悲観的すぎるとの印象がある。声明文からはFRBから市場への配慮が窺える。また、FRBが周囲からの圧力を振り払って利上げの判断を下したことは「柔軟ではない」と受け止められたようだが、「FRBが自立性を保った」とも解釈可能。市場の悲観心理が一服すれば今回の決定が冷静に評価されるとみられると解説。 (大和証券CMアメリカ・森本裕貴氏) |
3 世界の株価、為替等



4 ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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5 関連リンク



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