◼ NYダウ 連日の大幅安
FRBが市場の期待ほどハト派姿勢を示さなかったことを失望する流れが続き、ダウは連日の大幅安。下げ幅は一時700ドルに迫りました。世界的な株安、原油安、今週末の政府機関閉鎖のリスクが高まったことなど、下げ材料が重なり、今週月曜日に2万4,000ドルを割ったばかりのダウは、2万3,000ドルも割り込んでいます。ムニューシン財務長官は、FRBの利上げに対する過剰反応だとアメリカメディアのインタビューで答えましたが、市場の不安心理を示すVIX指数は2月以来の30を超える場面がありました。ナスダックは一時、直近高値から20%超の下落となる水準をつけ、弱気相場入り目前となっています。一方的に投資家心理が悪い方向に傾いているものの、テクニカル的には買いが入りやすい水準との見方もあるようです。
ダウの終値は464ドル安の2万2,859ドル。ナスダックは108ポイント下落の6,528。S&P500は39ポイントマイナスの2,467でした。
1 AIによる12月21日(金)の日経平均予想
「AIによる今日の日経平均予想」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、お伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、ホットな情報が提供されます。
毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。

区 分 | 内 容 |
---|---|
AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 20,233円~20,414円 寄り付きは《大雨》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 20,392.58円(-595.34円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 20,345円 |
【大阪/日経(夜間)】 20,270円 |
Amazon Echoは、Amazon製のスマートスピーカーです。Amazon製のAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」が搭載されており、話しかけるだけで様々なことが可能です。音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、①音楽配信サービスで音楽再生、②天気予報を聞く、③ニュースを聞く、④様々な質問に答える、⑤スケジュール管理、⑥アラーム・タイマ、⑦Amazon Primeでのショッピング、⑧スマートホーム連携(家電操作)、⑨本の読み上げ(日本未対応)、⑩Fire TV連動の動画コントロール(日本未対応)、⑪メッセージ送信・読み上げ(日本未対応)など何かしら応答をしてくれます。
2 専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
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今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:110.40円~111.80円 |
【注目ポイント】「米利上げと株価の下落」 FRBは2019年の利上げは2回という予想を発表した。市場が織り込む2019年のFOMCごとの利上げ確率を見ると、2019年12月までに1回以上利上げする確率は50%。2回以上利上げする確率は12%程度となっている。今後、この上昇がドルを強くする可能性がある。一方で株価の下落はリスク回避的な円買い要因となり、また、投資家の利上げ期待を剥落させドル円の下落要因ともなる。FRBの利上げによる企業の資金調達コストの上昇も顕著で、それが企業収益を圧迫し株価を上昇させにくい状況にもある。米国企業が海外で得た利益を本国に戻す「レパトリエーション」の金額は減少傾向にあり、借り入れコストの上昇により企業が自社株買いに回す資金が減る可能性もある。また、米国では高い政策金利を背景に個人向け貯蓄預金の広告も目立ち、リスク資産よりも現金を保有するインセンティブが上昇している。2019年は利上げによるドル高よりも、株価とドル円の下落に対して警戒の必要があるとの見方を示しました。 (三井住友信託銀行NYの矢萩一樹氏 ) |
|
今日の日本株の見通し | 予想レンジ:20,000円~20,400円 |
【注目ポイント】「景気減速と後退は違う」 FOMCでは景気“減速”が予想されているが、これは潜在成長率に向けたソフトランディングであり、後退予想ではない。しかし、マーケットの状況は後退を織り込んでいるようにみえる。米国のISM製造業景気指数とS&P500の12ヵ月移動平均からの乖離率をみると、おおむね似たような形で動いており、景況感とマーケットのセンチメント、株価の方向というのはそろっている。FRBが言うソフトランディングに相当するISM製造業指数は55程度とされる。そのため55以上になっていれば株価は修正してくるとみられる。55を下回った場合は、マーケットの懸念が正しくFRBが間違っていたということになるが、そのは可能性は低いとの見方を示しました。 (野村証券の若生寿一氏 ) |
3 世界の株価、為替等



4 ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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5 関連リンク



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6 お得な情報
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