◼ 1年8ヵ月ぶり安値 日経平均急落 1,010円安
きのうの東京株式市場で日経平均株価は急落し、2万円の節目を大きく下回りました。終値は先週末に比べて1,010円45銭安い、1万9,155円74銭で、去年4月25日以来、1年8ヵ月ぶりの安値を付けました。アメリカのトランプ大統領の政権運営をめぐる不透明感から24日のアメリカ株が急落し、投資家のリスク回避姿勢が強まりました。日経平均株価の下落率は5.01%と今年最大で、下げ幅は2月6日以来、今年2番目の大きさでした。一方、債券市場では、新発10年物国債の利回りが一時、ゼロ%と去年9月以来の水準に低下しました。また、円相場は東京市場で1ドル=110円ちょうど近辺まで円高が進みました。
オススメ!三井住友カード♬1 AIによる12月26日(水)の日経平均予想
「AIによる今日の日経平均予想」は、毎朝(月~金の5:45~)に生放送されている「ニュースモーニングサテライト:通称モーサテ」の番組内容の中で、特に日経平均に影響すると思われるものを投資初心者向けに、お伝えしようとするものです。この番組は日本経済新聞社の協力により、経済・市況関連情報に的を絞った朝のニュ-ス番組で、ホットな情報が提供されます。
毎日ニューヨーク証券取引所・NASDAQから生中継で取引状況を伝えるほか、日本の真夜中に発表された米国の経済指標や企業決算、株式相場そして経済のニュースなどのアメリカの経済情報も伝えられ、それらを踏まえ東京からの放送は、市場予測などを中心に今後の動向を分析する構成になっています。日本の金融市場には外国人投資家の動向が色濃く反映されることから、毎日注目しています。

区 分 | 内 容 |
---|---|
AIの日経平均予想 | 【予想レンジ】 19,278円~19,448円 寄り付きは《晴れ》 |
現物 | 【日経/前日の終値】 19,155.74(-1,010.45円) |
先物 | 【シカゴ/日経(CME)】 休場 |
【大阪/日経(夜間)】 19,150円 |



2 専門家の予想と注目ポイント



区 分 | 内 容 |
---|---|
今日のドル/円の見通し | 予想レンジ:109.80円~110.40円 |
【注目ポイント】「米株価と政府閉鎖」 先週以降でみるとドル円は113円半ばから110円ちょうど近辺まで下落しているが、この間の対円でみた主要通貨の騰落率をみると全てマイナスで、円は独歩高となっている。株価が反発すれば円の売り戻しということになり、また、年が明ければ日本の投資家や企業による海外投資からの円売りも出てくるとみられ、ドル円のサポートになると考えられる。2013年10月と2018年1月に政府閉鎖になった際もドル安になっている。今回もドルの実効レートの上値が重くなってきており、2019年まで続くとなると全体的にドル安が続く可能性があり、ドル円の上値は重いとの見方を示しました。 (JPモルガン・チェース銀行の佐々木融氏 ) |
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今日の日本株の見通し | 予想レンジ:19,000円~19,400円 |
【注目ポイント】「PBR1倍が節目か」 日経平均の1万900円水準は、バリエーション面ではPBR1倍に相当する。リーマンショック時、チャイナショック時ともPBR1倍がおおむね底値指標となっている。また、「売られ過ぎ」のサインとして、年初来安値を更新した銘柄数に注目している。年初来安値を更新した銘柄数は25日の東京証券取引所1部で1,600社を突破し過去最多となった。年明けまで不安定な値動きが続くと考えられるが、中長期の投資資金はさすがに買いを考慮するレベルであり、需給を少なからず改善させると考えられるとの見方を示しました。 (岩井コスモ証券の林卓郎氏 ) |
3 世界の株価、為替等



4 ADR日本株全銘柄
ADR(米国預託証券)とは、米国以外に拠点を置いている国際的に有名で人気もあり、流動性も満たされている発行体を米国在住の投資家が米ドル建てで売買できるようにしたものです。



日本市場は外国人の売買が7割を超えるなど、外国人の影響を大きく受ける状況になっており、これらの外国人の投資動向を読み取るのにADRの値動きは非常に有効です。ADRは外国人投資家が売買しているので、この動きは当然、ADRよりも更に流動性が増す日本市場でも引き継がれる可能性があるということです。朝の寄り付き前にチェックすることをお薦めします。
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5 関連リンク



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