◆NYマーケット
米国の4月消費者物価指数は前年比で予想と一致し、数か月以内にインフレ加速の見方が後退し、このところ懸念されていた物価上昇の過度な加速は確認されず、安心感が広がり、市場の不安心理を示すVIX指数(恐怖指数)は1月下旬以来の水準まで低下した。ダウはおよそ3週間ぶりに年初来のプラス圏に浮上しました。
株価の終値は、ダウは6日続伸196ドル高の24,739ドル、ナスダックは5日続伸65ポイント上昇し7,404、s&P500は続伸25ポイントプラスの2,723でした。セクター別騰落率では、幅広く買われ、11セクターすべて上昇となり、好決算を材料に電気通信が買われ、公益、情報技術と続きました。
1 世界の株価
・NYダウ:24,739.53 +196.99 (▲0.80%)
・ナスダック:7,404.97 +65.07(▲0.89%)
・S&P500 : 2,723.07 +25.28(▼0.94%)
・イギリスFTSE:7,700.97 +38.45(▲0.50%)
・ドイツDAX:13,022.87 +79.81 (▲0.62%)
2 為替、金利、商品
・ドル/円:109.39-40
・ユーロ/円:130.34-38
・ユーロ/ドル:1.1914-17
・米国10年国債:2.964(-0.031%)
・米国2年国債:2.534(+0.004)
・NY原油:71.36(+0.22)
・NY金先物:1,322.3(+9.3)
・CRB指数:204.52(+0.82)
3 日経平均きょうの見通し
《株式先物》
・シカゴ/日経先物 : 22,515円
・大阪/日経先物:22,520円
《AIの予想》
前日の日経平均終値は、22,497.18円(+88.30)でしたが、「先読みAI」のQuickによる予想では、寄り付きは☁曇りで、降水確率は40%です。横ばい圏で始まりそうです。日中の予想レンジは、22,448円~22,651円とのこと。
主要な内外指標のうち、5/10のニューヨーク市場ではナスダック総合指数は上昇して日経平均にポジティブ、一方、円高ドル安が進行してネガティブに働きそうです。
4 注目ポイント
◆今日のドル/円の見通し
フィスコNYの平松氏によると、予想レンジは109.00円~110.00円としていました。注目ポイントとしては「米国10年債利回り3%を注視」とし、長期金利が3%で定着していくのかどうかを注視していかなければならないと指摘していた。
◆今日の日本株の見通し
JPモルガン証券の阪上氏によると、予想レンジは22,450円~22,550円としていました。注目ポイントとしては「外国人投資家の日本株売りは止まるのか?」とし、日本株の累積売買差額(年初来)をみると、年初から外国人投資家は約7兆円の売り越しをしています。
その多くが先物となっており、現物株はそれほど多くないことから、それほど危機的な状況のものではなく、短期の投機筋の売りであると予想しており、投機的な円売りポジションは解消に向かていくものと考えており、今後は株高を予想していました。
5 きょうの株価材料
スズキ⇒ 3期連続で最高益更新 |
パナソニック⇒ 純利益△58% |
KDDI⇒ 営業益初の1兆円台へ |
日本板硝子⇒ 太陽光パネル向け投資 |

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